(1) 対角線ACの長さを求める。
三角形ABCにおいて、余弦定理より
AC2=AB2+BC2−2⋅AB⋅BC⋅cosB AC2=42+32−2⋅4⋅3⋅cosB AC2=16+9−24cosB AC2=25−24cosB (1) 三角形ADCにおいて、余弦定理より
AC2=AD2+CD2−2⋅AD⋅CD⋅cosD AC2=22+12−2⋅2⋅1⋅cosD AC2=4+1−4cosD AC2=5−4cosD (2) 円に内接する四角形の対角の和は180度なので、B+D=180∘ よって、D=180∘−B cosD=cos(180∘−B)=−cosB (2)式に代入して
AC2=5−4(−cosB)=5+4cosB (3) (1)式と(3)式より
25−24cosB=5+4cosB 20=28cosB cosB=2820=75 これを(3)式に代入して
AC2=5+4⋅75=5+720=735+20=755 AC=755=7385 (2) 四角形ABCDの面積を求める。
四角形ABCDの面積は、三角形ABCの面積と三角形ADCの面積の和である。
S=S△ABC+S△ADC=21AB⋅BC⋅sinB+21AD⋅CD⋅sinD sin2B+cos2B=1より sin2B=1−cos2B=1−(75)2=1−4925=4924 sinB=4924=726 sinD=sin(180∘−B)=sinB=726 S=21⋅4⋅3⋅726+21⋅2⋅1⋅726 S=7126+726=7146=26