問題10は、与えられた2つの数について、相加平均と相乗平均を求める問題です。 (1) は1と3、(2) は5と5について計算します。 問題11は、多項式 $P(x) = 2x^3 - 7x^2 + 10x - 6$ についての問題です。 (1) は、$P(x)$ が与えられた式で割り切れるかどうかを判断する問題です。 (2) は、$P(x)$ を因数分解する問題です。
2025/6/30
1. 問題の内容
問題10は、与えられた2つの数について、相加平均と相乗平均を求める問題です。
(1) は1と3、(2) は5と5について計算します。
問題11は、多項式 についての問題です。
(1) は、 が与えられた式で割り切れるかどうかを判断する問題です。
(2) は、 を因数分解する問題です。
2. 解き方の手順
問題10:
相加平均は、数の合計を個数で割ったものです。
相乗平均は、数の積の平方根(個数が2の場合)です。
(1) 1と3の場合
相加平均:
相乗平均:
(2) 5と5の場合
相加平均:
相乗平均:
問題11:
(1) 割り切れるかどうかの判断
多項式 を式 で割ったときに割り切れるための条件は、 となることです。
ア: の場合、。 よって、割り切れません。
イ: の場合、。 よって、割り切れません。
ウ: の場合、。よって、割り切れません。
エ: の場合、。よって、割り切れます。
(2) 因数分解
を因数分解します。
(1) の結果から、 は の因数であることがわかります。つまり、 も の因数です。
を で割ります。
```
x^2 - 2x + 2
2x - 3 | 2x^3 - 7x^2 + 10x - 6
-(2x^3 - 3x^2)
-----------------
-4x^2 + 10x
-(-4x^2 + 6x)
-----------------
4x - 6
-(4x - 6)
-----------------
0
```
したがって、 となります。
は実数の範囲では因数分解できません。
3. 最終的な答え
問題10:
(1) 相加平均: 2, 相乗平均:
(2) 相加平均: 5, 相乗平均: 5
問題11:
(1) エに〇
(2)