正十二角形の12個の頂点から3点を選んで三角形を作ります。以下の問いに答えます。 (1) 正十二角形と1辺だけを共有する三角形の個数を求めます。 (2) 正十二角形と2辺を共有する三角形の個数を求めます。 (3) 正十二角形と辺を共有しない三角形の個数を求めます。 (4) 直角三角形の個数を求めます。
2025/6/30
1. 問題の内容
正十二角形の12個の頂点から3点を選んで三角形を作ります。以下の問いに答えます。
(1) 正十二角形と1辺だけを共有する三角形の個数を求めます。
(2) 正十二角形と2辺を共有する三角形の個数を求めます。
(3) 正十二角形と辺を共有しない三角形の個数を求めます。
(4) 直角三角形の個数を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 1辺だけを共有する三角形
正十二角形の1つの辺を選びます。これは12通りあります。
その辺と頂点を共有しない頂点は、12 - 4 = 8個あります。
したがって、1辺だけを共有する三角形の数は、12 * 8 = 96個です。
(2) 2辺を共有する三角形
正十二角形の1つの頂点を選びます。これは12通りあります。
その頂点から2辺を共有する三角形は1つだけです。
したがって、2辺を共有する三角形の数は、12 * 1 = 12個です。
(3) 辺を共有しない三角形
まず、正十二角形から3点を選んで作れる三角形の総数を求めます。
これは 個です。
次に、1辺だけを共有する三角形の数と2辺を共有する三角形の数の合計を求めます。
これは 96 + 12 = 108個です。
辺を共有しない三角形の数は、三角形の総数から辺を共有する三角形の数を引いたものです。
したがって、辺を共有しない三角形の数は、220 - 108 = 112個です。
(4) 直角三角形
正 角形が円に内接するとき、その中心をOとすると、正 角形の頂点は円周を 等分する点である。正 角形のある頂点から別の頂点への線分(つまり対角線)は、円の中心を通るとき、その線分はその円の直径となる。正十二角形の場合、直径となる線分(対角線)は6本存在する。
直径を1辺とする三角形は直角三角形である。
直径を1辺として、もう一つの頂点を残りの10個の頂点から選ぶ。直径6本に対して、それぞれ10個の直角三角形を作ることができる。
従って、直角三角形の数は、個となる。
3. 最終的な答え
(1) 96個
(2) 12個
(3) 112個
(4) 60個