(1) 2つの円が異なる2点で交わることを示す。
円1の中心は (0, 0) で半径は 5。 円2の中心は (1, 2) で半径は 2。
2つの円の中心間の距離 d は、 d=(1−0)2+(2−0)2=1+4=5。 2つの円が異なる2点で交わる条件は、∣r1−r2∣<d<r1+r2 を満たすこと。ここで、r1とr2はそれぞれの円の半径。 r1=5, r2=2 なので、∣5−2∣<5<5+2。 5≈2.236 なので、∣2.236−2∣<2.236<2.236+2。つまり、0.236<2.236<4.236 となり条件を満たす。 よって、2つの円は異なる2点で交わる。
(2) 2つの円の交点を通る直線の方程式を求める。
2つの円の交点を通る直線の方程式は、円1 - 円2 = 0 で与えられる。
x2+y2−5−((x−1)2+(y−2)2−4)=0 x2+y2−5−(x2−2x+1+y2−4y+4−4)=0 x2+y2−5−x2+2x−1−y2+4y−4+4=0 2x+4y−6=0 x+2y−3=0 (3) 2つの円の交点と点 (0, 3) を通る円の方程式を求める。
2つの円の交点を通る円の方程式は、x2+y2−5+k((x−1)2+(y−2)2−4)=0 と表せる。 この円が点 (0, 3) を通るので、代入して k の値を求める。 02+32−5+k((0−1)2+(3−2)2−4)=0 9−5+k(1+1−4)=0 よって、求める円の方程式は、
x2+y2−5+2((x−1)2+(y−2)2−4)=0 x2+y2−5+2(x2−2x+1+y2−4y+4−4)=0 x2+y2−5+2x2−4x+2+2y2−8y+8−8=0 3x2+3y2−4x−8y−3=0 x2+y2−34x−38y−1=0 (x−32)2+(y−34)2=1+(32)2+(34)2=1+94+916=1+920=929 円の中心は (32,34)、半径は 929=329。