与えられた数学の問題は、以下の4つの部分から構成されています。 (1) 2点A(-2, -1)とB(2, 7)を結ぶ線分ABを3:1に内分する点Pの座標を求める。 (2) 2点A(-1, 3)とB(4, 5)を結ぶ線分ABを2:1に外分する点Pの座標を求める。 (3) 3点A(2, 7), B(-4, -2), C(5, 4)を頂点とする三角形ABCの重心Gの座標を求める。 (4) 次の3つの直線の方程式を求める。 ① 2点A(2, 3), B(4, -1)を通る直線の方程式 ② 点(3, 1)を通り、直線 $y = -2x + 5$ に平行な直線の方程式 ③ 点(3, 1)を通り、直線 $y = -2x + 5$ に垂直な直線の方程式

幾何学座標平面線分の内分点線分の外分点三角形の重心直線の方程式傾き
2025/6/30

1. 問題の内容

与えられた数学の問題は、以下の4つの部分から構成されています。
(1) 2点A(-2, -1)とB(2, 7)を結ぶ線分ABを3:1に内分する点Pの座標を求める。
(2) 2点A(-1, 3)とB(4, 5)を結ぶ線分ABを2:1に外分する点Pの座標を求める。
(3) 3点A(2, 7), B(-4, -2), C(5, 4)を頂点とする三角形ABCの重心Gの座標を求める。
(4) 次の3つの直線の方程式を求める。
① 2点A(2, 3), B(4, -1)を通る直線の方程式
② 点(3, 1)を通り、直線 y=2x+5y = -2x + 5 に平行な直線の方程式
③ 点(3, 1)を通り、直線 y=2x+5y = -2x + 5 に垂直な直線の方程式

2. 解き方の手順

(1) 線分ABをm:nに内分する点Pの座標は、P(nx1+mx2m+n,ny1+my2m+n)P(\frac{nx_1 + mx_2}{m+n}, \frac{ny_1 + my_2}{m+n})で求められます。
この問題では、A(2,1)A(-2, -1), B(2,7)B(2, 7), m=3m=3, n=1n=1なので、
P(1(2)+323+1,1(1)+373+1)=P(2+64,1+214)=P(44,204)=P(1,5)P(\frac{1*(-2) + 3*2}{3+1}, \frac{1*(-1) + 3*7}{3+1}) = P(\frac{-2+6}{4}, \frac{-1+21}{4}) = P(\frac{4}{4}, \frac{20}{4}) = P(1, 5)
(2) 線分ABをm:nに外分する点Pの座標は、P(nx1+mx2mn,ny1+my2mn)P(\frac{-nx_1 + mx_2}{m-n}, \frac{-ny_1 + my_2}{m-n})で求められます。
この問題では、A(1,3)A(-1, 3), B(4,5)B(4, 5), m=2m=2, n=1n=1なので、
P(1(1)+2421,13+2521)=P(1+81,3+101)=P(9,7)P(\frac{-1*(-1) + 2*4}{2-1}, \frac{-1*3 + 2*5}{2-1}) = P(\frac{1+8}{1}, \frac{-3+10}{1}) = P(9, 7)
(3) 3点A(x1,y1)A(x_1, y_1), B(x2,y2)B(x_2, y_2), C(x3,y3)C(x_3, y_3)を頂点とする三角形の重心Gの座標は、G(x1+x2+x33,y1+y2+y33)G(\frac{x_1 + x_2 + x_3}{3}, \frac{y_1 + y_2 + y_3}{3})で求められます。
この問題では、A(2,7)A(2, 7), B(4,2)B(-4, -2), C(5,4)C(5, 4)なので、
G(2+(4)+53,7+(2)+43)=G(33,93)=G(1,3)G(\frac{2+(-4)+5}{3}, \frac{7+(-2)+4}{3}) = G(\frac{3}{3}, \frac{9}{3}) = G(1, 3)
(4)
① 2点(x1,y1)(x_1, y_1), (x2,y2)(x_2, y_2)を通る直線の方程式は、yy1=y2y1x2x1(xx1)y - y_1 = \frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1}(x - x_1)で求められます。
A(2,3)A(2, 3), B(4,1)B(4, -1)なので、y3=1342(x2)=42(x2)=2(x2)y - 3 = \frac{-1 - 3}{4 - 2}(x - 2) = \frac{-4}{2}(x - 2) = -2(x - 2)
y3=2x+4y - 3 = -2x + 4
y=2x+7y = -2x + 7
② 直線 y=2x+5y = -2x + 5 に平行な直線の傾きは-2です。点(3, 1)を通り、傾きが-2の直線の方程式は、y1=2(x3)y - 1 = -2(x - 3)
y1=2x+6y - 1 = -2x + 6
y=2x+7y = -2x + 7
③ 直線 y=2x+5y = -2x + 5 に垂直な直線の傾きは12\frac{1}{2}です。点(3, 1)を通り、傾きが12\frac{1}{2}の直線の方程式は、y1=12(x3)y - 1 = \frac{1}{2}(x - 3)
2y2=x32y - 2 = x - 3
2y=x12y = x - 1
y=12x12y = \frac{1}{2}x - \frac{1}{2}

3. 最終的な答え

(1) (1, 5)
(2) (9, 7)
(3) (1, 3)
(4)
y=2x+7y = -2x + 7
y=2x+7y = -2x + 7
y=12x12y = \frac{1}{2}x - \frac{1}{2}

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