与えられた画像には、いくつかの数学の問題があります。 (1) 円 $x^2 + y^2 = 2$ と直線 $y = x$ の共有点の座標を求める。 (2) 次の円と直線の共有点の個数を求める。 ① $x^2 + y^2 = 4$, $y = -x + 1$ ② $x^2 + y^2 = 3$, $y = x + 3$ (3) 2点 $A(4, 0)$, $B(1, 0)$ に対し、距離 $AP$ が距離 $BP$ の2倍である点 $P$ の軌跡を求める。 (4) 不等式 $2x - y + 1 \le 0$ の表す領域を図示する。 (5) 次の連立不等式を表す領域を図示する。 $x^2 + y^2 \le 9$ $y \le x + 1$
2025/6/30
1. 問題の内容
与えられた画像には、いくつかの数学の問題があります。
(1) 円 と直線 の共有点の座標を求める。
(2) 次の円と直線の共有点の個数を求める。
① ,
② ,
(3) 2点 , に対し、距離 が距離 の2倍である点 の軌跡を求める。
(4) 不等式 の表す領域を図示する。
(5) 次の連立不等式を表す領域を図示する。
2. 解き方の手順
(1) 円 と直線 の交点を求めるには、直線の式を円の式に代入します。
のとき , のとき .
よって、共有点の座標は と です。
(2) 円と直線の共有点の個数を求めるには、判別式を利用します。
① ,
判別式
したがって、共有点は2個です。
② ,
判別式
したがって、共有点は0個です。
(3) 点 の座標を とすると、、
なので、
両辺を2乗して
これは、中心が原点、半径が2の円を表します。
(4) 不等式 を変形すると、 となります。
これは、直線 の上側の領域を表します。境界線を含む。
(5) 連立不等式 ,
は、中心が原点、半径が3の円の内部(境界を含む)を表します。
は、直線 の下側の領域(境界を含む)を表します。
したがって、求める領域は、半径3の円の内部で、かつ直線 の下側の領域です。
3. 最終的な答え
(1)
(2) ① 2個 ② 0個
(3)
(4) 直線 の上側の領域(境界を含む)
(5) 半径3の円の内部で、かつ直線 の下側の領域(境界を含む)