点Pが円 $x^2 + (y-1)^2 = 9$ の周上を動くとき、点A(6, 0)と点Pを結ぶ線分APを2:1に外分する点Qの軌跡を求め、さらに線分AQの長さの最大値を求める問題です。
2025/6/30
1. 問題の内容
点Pが円 の周上を動くとき、点A(6, 0)と点Pを結ぶ線分APを2:1に外分する点Qの軌跡を求め、さらに線分AQの長さの最大値を求める問題です。
2. 解き方の手順
* 点Pの座標を、点Qの座標をとおきます。
点Pは円 上の点なので、 が成り立ちます。
* 点Qは線分APを2:1に外分するので、点A, P, Qの位置ベクトルについて、が成り立ちます。
これを成分で表すと、 となります。
したがって、 と が成り立ちます。
これらの式から、 と を と で表すと、
となります。
* と の式を、 に代入すると、
これが点Qの軌跡の方程式です。中心が(-6, 2)で半径が6の円となります。
* 線分AQの長さの最大値を求めます。
点A(6, 0)と円 の中心 (-6, 2) の距離は です。
円の半径は6なので、線分AQの長さの最大値は、中心間の距離 + 半径 = となります。
3. 最終的な答え
点Qの軌跡の方程式は であり、線分AQの長さの最大値は です。