直径が16cmの球を、中心を通る平面で4分の1に切った立体の表面積を求める問題です。

幾何学表面積体積立体図形
2025/3/31

1. 問題の内容

直径が16cmの球を、中心を通る平面で4分の1に切った立体の表面積を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、球の半径を求めます。直径が16cmなので、半径は 16÷2=816 \div 2 = 8 cmです。
次に、球の表面積を求めます。球の表面積の公式は 4πr24\pi r^2 です。
ここで rr は半径なので、r=8r = 8 cmを代入します。
4π(82)=4π×64=256π4 \pi (8^2) = 4 \pi \times 64 = 256\pi cm2^2となります。
この立体は球を4分の1に切ったものなので、球の表面積の4分の1に加え、切断面の面積を考慮する必要があります。
球の表面積の4分の1は 256π÷4=64π256\pi \div 4 = 64\pi cm2^2です。
切断面は扇形であり、半径8cmの円の4分の1です。その面積は πr2×14\pi r^2 \times \frac{1}{4}で計算できます。
π×82×14=π×64×14=16π\pi \times 8^2 \times \frac{1}{4} = \pi \times 64 \times \frac{1}{4} = 16\pi cm2^2 です。
ただし切断面は2つあるので、16π×2=32π16\pi \times 2 = 32\pi cm2^2となります。
したがって、立体の表面積は、球の表面積の4分の1と、2つの切断面の面積の合計になります。
64π+32π=96π64\pi + 32\pi = 96\pi cm2^2

3. 最終的な答え

96π96\pi cm2^2

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