三角形ABCにおいて、$AB = 15$, $BC = 12$, $CA = 5$ である。角Aの二等分線が直線BCと交わる点をD、角Aの外角の二等分線が直線BCと交わる点をEとするとき、$BD$と$CE$の長さを求めよ。

幾何学三角形角の二等分線角の二等分線の定理相似
2025/5/7

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=15AB = 15, BC=12BC = 12, CA=5CA = 5 である。角Aの二等分線が直線BCと交わる点をD、角Aの外角の二等分線が直線BCと交わる点をEとするとき、BDBDCECEの長さを求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 角の二等分線の定理より、BD:DC=AB:ACBD:DC = AB:AC
BD=xBD = x とすると、DC=BCBD=12xDC = BC - BD = 12 - x
したがって、x:(12x)=15:5x:(12-x) = 15:5
これを解くと、
5x=15(12x)5x = 15(12-x)
5x=18015x5x = 180 - 15x
20x=18020x = 180
x=9x = 9
よって、BD=9BD = 9
(2) 角の二等分線の定理(外角)より、CE:BE=AC:ABCE:BE = AC:AB
CE=yCE = y とすると、BE=BC+CE=12+yBE = BC + CE = 12 + y
したがって、y:(12+y)=5:15y:(12+y) = 5:15
15y=5(12+y)15y = 5(12+y)
15y=60+5y15y = 60 + 5y
10y=6010y = 60
y=6y = 6
よって、CE=6CE = 6

3. 最終的な答え

BD=9BD = 9
CE=6CE = 6

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