三角形ABCにおいて、$a=6$, $c=3\sqrt{2}$, $A=135^\circ$であるとき、角Cの大きさを求めよ。

幾何学三角形正弦定理角度三角比
2025/5/9

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=6a=6, c=32c=3\sqrt{2}, A=135A=135^\circであるとき、角Cの大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、正弦定理を用いて sinC\sin C の値を求める。正弦定理は、三角形の辺の長さと対角の正弦の比が一定であるという定理で、asinA=csinC \frac{a}{\sin A} = \frac{c}{\sin C} と表される。
この式に与えられた値を代入すると、
6sin135=32sinC\frac{6}{\sin 135^\circ} = \frac{3\sqrt{2}}{\sin C}
sin135=sin(18045)=sin45=22\sin 135^\circ = \sin (180^\circ - 45^\circ) = \sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2} なので、
622=32sinC\frac{6}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{3\sqrt{2}}{\sin C}
122=32sinC\frac{12}{\sqrt{2}} = \frac{3\sqrt{2}}{\sin C}
12sinC=32212\sin C = 3\sqrt{2} \cdot \sqrt{2}
12sinC=612\sin C = 6
sinC=612=12\sin C = \frac{6}{12} = \frac{1}{2}
sinC=12\sin C = \frac{1}{2} となる角度Cを求める。0<C<1800^\circ < C < 180^\circ の範囲で sinC=12\sin C = \frac{1}{2} となるのは、C=30C=30^\circまたはC=150C=150^\circ
ここで、A=135A = 135^\circであるので、A+C<180A+C < 180^\circでなければならない。
もしC=150C=150^\circとすると、A+C=135+150=285A+C = 135^\circ + 150^\circ = 285^\circとなり、180180^\circを超えるため不適。
したがって、C=30C=30^\circ

3. 最終的な答え

C=30C = 30^\circ

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