(1) $\cos 2\theta$ と $\cos 3\theta$ を $\cos \theta$ の式として表す。 (2) 半径1の円に内接する正五角形の一辺の長さが1.15より大きいか否かを理由をつけて判定する。
2025/6/30
1. 問題の内容
(1) と を の式として表す。
(2) 半径1の円に内接する正五角形の一辺の長さが1.15より大きいか否かを理由をつけて判定する。
2. 解き方の手順
(1)
の加法定理より、
ここで、 より、
は、 として加法定理を用いる。
(2)
正五角形の中心角は である。正五角形の頂点を結ぶ弦に対する中心角は である。
この弦に対する円周角は、である。正五角形の一辺の長さを とすると、余弦定理より
よって、正五角形の一辺の長さは 1.15 より大きい。
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) 正五角形の一辺の長さは1.15より大きい。