与えられた3つの2次関数について、それぞれのグラフとx軸との共有点の個数を求める問題です。 (1) $y=x^2+3x+3$ (2) $y=-2x^2+5x+1$ (3) $y=\frac{1}{2}x^2-2x+2$

代数学二次関数判別式グラフ共有点
2025/6/30

1. 問題の内容

与えられた3つの2次関数について、それぞれのグラフとx軸との共有点の個数を求める問題です。
(1) y=x2+3x+3y=x^2+3x+3
(2) y=2x2+5x+1y=-2x^2+5x+1
(3) y=12x22x+2y=\frac{1}{2}x^2-2x+2

2. 解き方の手順

2次関数 y=ax2+bx+cy=ax^2+bx+c のグラフとx軸との共有点の個数は、2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0 の判別式 D=b24acD=b^2-4ac の符号によって決まります。
- D>0D>0 のとき、共有点は2個
- D=0D=0 のとき、共有点は1個
- D<0D<0 のとき、共有点は0個
(1) y=x2+3x+3y=x^2+3x+3
D=324(1)(3)=912=3D = 3^2 - 4(1)(3) = 9 - 12 = -3
D<0D < 0 なので、共有点は0個。
(2) y=2x2+5x+1y=-2x^2+5x+1
D=524(2)(1)=25+8=33D = 5^2 - 4(-2)(1) = 25 + 8 = 33
D>0D > 0 なので、共有点は2個。
(3) y=12x22x+2y=\frac{1}{2}x^2-2x+2
D=(2)24(12)(2)=44=0D = (-2)^2 - 4(\frac{1}{2})(2) = 4 - 4 = 0
D=0D = 0 なので、共有点は1個。

3. 最終的な答え

(1) 0個
(2) 2個
(3) 1個

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