6人の生徒A, B, C, D, E, Fが丸いテーブルに着席する。 (1) AとBが隣り合う並び方の数 (2) AとBが隣り合わない並び方の数 (3) AとBが向かい合う並び方の数をそれぞれ求める。

確率論・統計学順列組合せ円順列場合の数
2025/6/30

1. 問題の内容

6人の生徒A, B, C, D, E, Fが丸いテーブルに着席する。
(1) AとBが隣り合う並び方の数
(2) AとBが隣り合わない並び方の数
(3) AとBが向かい合う並び方の数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1) AとBが隣り合う場合:
まず、AとBをひとまとめにして1組と考えます。
すると、C, D, E, Fと合わせて5つのものを円形に並べることになります。
5つのものを円形に並べる方法は (51)!=4!(5-1)! = 4! 通りです。
次に、AとBの並び方はA, BとB, Aの2通りあります。
したがって、AとBが隣り合う並び方の数は 4!×2=24×2=484! \times 2 = 24 \times 2 = 48 通りです。
(2) AとBが隣り合わない場合:
まず、6人全員が円形に並ぶ並び方の総数を求めます。
これは (61)!=5!=120(6-1)! = 5! = 120 通りです。
次に、AとBが隣り合う並び方の数を(1)で求めた48通りです。
したがって、AとBが隣り合わない並び方の数は、全体の並び方の数から隣り合う並び方の数を引けば良いので、12048=72120 - 48 = 72 通りです。
(3) AとBが向かい合う場合:
まずAの位置を固定します。次にBはAの向かい側に座るので、Bの位置も固定されます。
残りのC, D, E, Fの4人を残りの4つの席に並べる方法は、4!=244! = 24 通りです。

3. 最終的な答え

(1) AとBが隣り合う並び方:48通り
(2) AとBが隣り合わない並び方:72通り
(3) AとBが向かい合う並び方:24通り

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