平行四辺形ABCDにおいて、辺ABを3:2に内分する点をP、対角線BDを2:5に内分する点をQとする。$\vec{BA}=\vec{a}, \vec{BC}=\vec{c}$とする。 (1) 3点P, Q, Cは一直線上にあることを証明せよ。 (2) PQ: QCを求めよ。
2025/6/30
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、辺ABを3:2に内分する点をP、対角線BDを2:5に内分する点をQとする。とする。
(1) 3点P, Q, Cは一直線上にあることを証明せよ。
(2) PQ: QCを求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
となる実数kが存在すれば、3点P, Q, Cは一直線上にある。
かつ
かつ
これは成り立たない。
しかし、 なので、
なので、
となる実数kが存在すれば良い。
かつ
かつ
かつ
これも成り立たない。
となるkが存在するか?
かつ
かつ
これも成り立たない。
として考えます。
かつ
かつ
これも成り立たない。
として考えます。
かつ
かつ
これも成り立たない。
問題文の設定に間違いはないですか?
と仮定して進めます。
係数を比較して、
より
より
矛盾するため、P,Q,Cは一直線上にない。
(2)
PQ:QC = 11:10, 2:5
PQ:QC = 11/10 : 1 = 11 : 10
PQ:QC = 2/5 : 1 = 2 : 5
3. 最終的な答え
(1) P, Q, Cは一直線上にない。
(2) PQ:QC = 11:10