与えられた極限 $\lim_{x \to 0} \frac{e^x - e^{-x} - 2x}{x^3}$ を求める問題です。解析学極限ロピタルの定理指数関数微分2025/7/11. 問題の内容与えられた極限 limx→0ex−e−x−2xx3\lim_{x \to 0} \frac{e^x - e^{-x} - 2x}{x^3}limx→0x3ex−e−x−2x を求める問題です。2. 解き方の手順この極限は不定形 00\frac{0}{0}00 の形をしているため、ロピタルの定理を繰り返し適用します。1回目:分子を微分すると ex+e−x−2e^x + e^{-x} - 2ex+e−x−2分母を微分すると 3x23x^23x2limx→0ex+e−x−23x2\lim_{x \to 0} \frac{e^x + e^{-x} - 2}{3x^2}limx→03x2ex+e−x−2これもまた 00\frac{0}{0}00 の不定形です。2回目:分子を微分すると ex−e−xe^x - e^{-x}ex−e−x分母を微分すると 6x6x6xlimx→0ex−e−x6x\lim_{x \to 0} \frac{e^x - e^{-x}}{6x}limx→06xex−e−xこれもまた 00\frac{0}{0}00 の不定形です。3回目:分子を微分すると ex+e−xe^x + e^{-x}ex+e−x分母を微分すると 666limx→0ex+e−x6\lim_{x \to 0} \frac{e^x + e^{-x}}{6}limx→06ex+e−xここで、x→0x \to 0x→0 とすると、ex→1e^x \to 1ex→1 かつ e−x→1e^{-x} \to 1e−x→1 となるので、1+16=26=13\frac{1 + 1}{6} = \frac{2}{6} = \frac{1}{3}61+1=62=313. 最終的な答え13\frac{1}{3}31