この数列は、差の平方の形になっているので、以下の恒等式を利用します。
a2−b2=(a+b)(a−b) この恒等式を用いて、数列をペアごとに計算します。
T=(502−492)+(482−472)+⋯+(42−32)+(22−12) T=(50+49)(50−49)+(48+47)(48−47)+⋯+(4+3)(4−3)+(2+1)(2−1) T=(50+49)(1)+(48+47)(1)+⋯+(4+3)(1)+(2+1)(1) T=(50+49)+(48+47)+⋯+(4+3)+(2+1) これは、1から50までの整数のうち、偶数番目と奇数番目を分けて足し合わせた数列になります。
T=(1+2+3+4+⋯+47+48+49+50) これは1から50までの和なので、等差数列の和の公式を利用します。
等差数列の和の公式は、Sn=2n(a1+an) です。 ここで、n=50, a1=1, an=50 です。 T=250(1+50) T=250×51 T=25×51