与えられた正三角錐ABCDの体積を求める問題です。側面は二等辺三角形、底面は一辺の長さが12cmの正三角形であり、$AB = 8$cmです。

幾何学立体図形正三角錐体積ピタゴラスの定理正三角形
2025/7/1

1. 問題の内容

与えられた正三角錐ABCDの体積を求める問題です。側面は二等辺三角形、底面は一辺の長さが12cmの正三角形であり、AB=8AB = 8cmです。

2. 解き方の手順

まず、底面積を求めます。底面は一辺の長さが12cmの正三角形なので、面積SS
S=34×122=34×144=363S = \frac{\sqrt{3}}{4} \times 12^2 = \frac{\sqrt{3}}{4} \times 144 = 36\sqrt{3} cm2^2
次に、高さを求めます。頂点Aから底面BCDに下ろした垂線の足をHとします。
Hは正三角形BCDの中心に位置します。正三角形BCDの中心から頂点Bまでの距離は、12×33=4312 \times \frac{\sqrt{3}}{3} = 4\sqrt{3} cm となります。
三角形ABHは直角三角形であり、AB=8AB = 8cm、BH=43BH = 4\sqrt{3}cmなので、ピタゴラスの定理より、
AH2=AB2BH2=82(43)2=6416×3=6448=16AH^2 = AB^2 - BH^2 = 8^2 - (4\sqrt{3})^2 = 64 - 16 \times 3 = 64 - 48 = 16
よって、AH=16=4AH = \sqrt{16} = 4cm
したがって、正三角錐の体積VVは、
V=13×S×AH=13×363×4=123×4=483V = \frac{1}{3} \times S \times AH = \frac{1}{3} \times 36\sqrt{3} \times 4 = 12\sqrt{3} \times 4 = 48\sqrt{3} cm3^3

3. 最終的な答え

48348\sqrt{3} cm3^3

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