円 $C$ の外部の点 $P$ から円に引いた直線が、円と2点 $A, B$ で交わっている。点 $P$ から円に接線を引き、接点を $T$ とする。$PA = 1$, $AB = 2$, $PO = 3$, $BD = x$ とする。 (1) $r$ と $PT$ の値を求める。 (2) $\triangle ACP$ と相似な三角形を求め、$AC$ の値を $x$ で表す。 (3) $\triangle ADP$ と相似な三角形を求め、$AD$ の値を $x$ で表す。 (4) $\angle CAD = 90^\circ$ であるとき、$x$ の値を求める。
2025/7/1
1. 問題の内容
円 の外部の点 から円に引いた直線が、円と2点 で交わっている。点 から円に接線を引き、接点を とする。, , , とする。
(1) と の値を求める。
(2) と相似な三角形を求め、 の値を で表す。
(3) と相似な三角形を求め、 の値を で表す。
(4) であるとき、 の値を求める。
2. 解き方の手順
(1) 円の半径 は より、 なので、 より 。
方べきの定理より、 なので、。
(2) と において、 (共通) であり、円周角の定理より、 なので、 である。
より、これは間違っている。正しくはでありえない。
と において、ではない。
正しくはである。
。ここで
において
円の接線と弦の作る角の定理よりである。
また、
において
,
より、
(3) と の関係を求める。
と
より
方べきの定理より、
AD = 1
(4) より、 の値を求める。
1. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
(3) ,
(4)