(1) まず、y=f(x) を平方完成する。 f(x)=x2−2(3a2+5a)x+18a4+30a3+49a2+16 f(x)=(x−(3a2+5a))2−(3a2+5a)2+18a4+30a3+49a2+16 f(x)=(x−(3a2+5a))2−(9a4+30a3+25a2)+18a4+30a3+49a2+16 f(x)=(x−(3a2+5a))2+9a4+24a2+16 したがって、頂点の座標は (3a2+5a,9a4+24a2+16) である。 よって、ア=3, イ=5, ウ=9, エオ=24, カキ=16。
次に、t=a2 とおくと、頂点の y 座標は 9t2+24t+16 となる。 したがって、ク=9。
(2) g(t)=9t2+24t+16 について考える。 g(t)=9(t2+38t)+16 g(t)=9(t+34)2−9(916)+16 g(t)=9(t+34)2 t=a2≥0 なので、t=0 のとき最小値 g(0)=16 をとる。 このとき、a2=0 より、a=0。 太郎さんの下線部(A)の発言は誤りであり、正しい最小値は16であり、そのときの a の値は0である。 クケ = 16, コ = 0。
(3) (i) 関数① y=−x2+2a2x−4a2+8 について y=−(x2−2a2x)−4a2+8 y=−(x−a2)2+a4−4a2+8 t=a2 とおくと、y=−(x−t)2+t2−4t+8 頂点のy座標は t2−4t+8 なので条件を満たす。 関数② y=2x2+8ax+5a4+2a+4について y=2(x2+4ax)+5a4+2a+4 y=2(x+2a)2−8a2+5a4+2a+4 頂点のy座標は 5a4−8a2+2a+4となりt=a2 と置いてもtの式で表せない 関数③ y=x2−2a2x−a4−a2−3について y=(x−a2)2−a4−a4−a2−3 y=(x−a2)2−2a4−a2−3 頂点のy座標は −2a4−a2−3となりt=a2 と置くと −2t2−t−3とtの式で表せる したがって、サ=0
(ii) h(t)=t2−4t+8 について h(t)=(t−2)2−4+8=(t−2)2+4 t=a2≥0 なので、t=2 のとき最小値 h(2)=4 をとる。 したがって、シ=4。