2次関数 $y = x^2 - (k+3)x + 3k$ のグラフがx軸から切り取る線分の長さが5のとき、定数 $k$ の値を求める問題です。

代数学二次関数二次方程式因数分解絶対値グラフ
2025/7/1

1. 問題の内容

2次関数 y=x2(k+3)x+3ky = x^2 - (k+3)x + 3k のグラフがx軸から切り取る線分の長さが5のとき、定数 kk の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次関数 y=x2(k+3)x+3ky = x^2 - (k+3)x + 3k とx軸との交点のx座標を求めます。
x軸との交点では y=0y = 0 なので、2次方程式 x2(k+3)x+3k=0x^2 - (k+3)x + 3k = 0 を解きます。
この方程式を因数分解すると、
(x3)(xk)=0(x-3)(x-k) = 0
したがって、解は x=3x = 3x=kx = k となります。
2つの交点のx座標の差の絶対値が線分の長さになるので、
k3=5|k - 3| = 5
この絶対値方程式を解きます。
(i) k3=5k - 3 = 5 の場合、 k=8k = 8
(ii) k3=5k - 3 = -5 の場合、 k=2k = -2
kk の値が求まりましたが、x2x^2の係数が正であるため、グラフは下に凸の放物線となります。したがって、xx軸と交わり線分を切り取るためには実数解を持つ必要があります。kkが実数であれば条件を満たします。

3. 最終的な答え

k=8,2k = 8, -2

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