問題は、$a^2 + b^2 = 0$ であることが、$a=0$ であるための何条件であるかを問うものです。選択肢として、十分条件、必要条件、必要十分条件などが考えられます。

代数学条件必要十分条件不等式
2025/7/1

1. 問題の内容

問題は、a2+b2=0a^2 + b^2 = 0 であることが、a=0a=0 であるための何条件であるかを問うものです。選択肢として、十分条件、必要条件、必要十分条件などが考えられます。

2. 解き方の手順

まず、a,ba, b は実数であると考えます。
a2+b2=0a^2 + b^2 = 0 という条件から、a20a^2 \ge 0 かつ b20b^2 \ge 0 であるため、a2=0a^2 = 0 かつ b2=0b^2 = 0 でなければ、a2+b2=0a^2 + b^2 = 0 は成り立ちません。
したがって、a=0a = 0 かつ b=0b = 0 であることが必要です。
(i) a2+b2=0a^2 + b^2 = 0 ならば、a=0a = 0 であるか?
a2+b2=0a^2 + b^2 = 0 ならば、a=0a=0 かつ b=0b=0 であるので、a=0a=0 は成り立ちます。したがって、a2+b2=0a^2 + b^2 = 0 は、a=0a=0 であるための十分条件です。
(ii) a=0a = 0 ならば、a2+b2=0a^2 + b^2 = 0 であるか?
a=0a = 0 であっても、a2+b2=02+b2=b2a^2 + b^2 = 0^2 + b^2 = b^2 であり、b2=0b^2 = 0 とは限りません。
例えば、a=0a=0 で、b=1b=1 のとき、a2+b2=02+12=10a^2 + b^2 = 0^2 + 1^2 = 1 \neq 0 となります。
したがって、a=0a=0 は、a2+b2=0a^2 + b^2 = 0 であるための必要条件ではありません。
したがって、a2+b2=0a^2 + b^2 = 0 であることは、a=0a=0 であるための十分条件ですが、必要条件ではありません。

3. 最終的な答え

十分条件

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