問題は、次の式を計算することです。 $\frac{1}{(b-c)(a-b)} + \frac{1}{(b-c)(c-a)}$

代数学分数式の計算代数式
2025/7/1

1. 問題の内容

問題は、次の式を計算することです。
1(bc)(ab)+1(bc)(ca)\frac{1}{(b-c)(a-b)} + \frac{1}{(b-c)(c-a)}

2. 解き方の手順

まず、2つの分数を足し合わせるために、共通の分母を見つけます。共通の分母は (bc)(ab)(ca)(b-c)(a-b)(c-a) です。したがって、それぞれの分数を共通の分母に変換します。
1(bc)(ab)=(ca)(bc)(ab)(ca)\frac{1}{(b-c)(a-b)} = \frac{(c-a)}{(b-c)(a-b)(c-a)}
1(bc)(ca)=(ab)(bc)(ca)(ab)\frac{1}{(b-c)(c-a)} = \frac{(a-b)}{(b-c)(c-a)(a-b)}
次に、これらの分数を足し合わせます。
(ca)(bc)(ab)(ca)+(ab)(bc)(ca)(ab)=ca+ab(bc)(ab)(ca)\frac{(c-a)}{(b-c)(a-b)(c-a)} + \frac{(a-b)}{(b-c)(c-a)(a-b)} = \frac{c-a+a-b}{(b-c)(a-b)(c-a)}
分子を簡略化します。
cb(bc)(ab)(ca)\frac{c-b}{(b-c)(a-b)(c-a)}
分子の cbc-b は、分母の bcb-c と符号が異なるだけです。つまり、cb=(bc)c-b = -(b-c) です。したがって、以下のように簡略化できます。
(bc)(bc)(ab)(ca)=1(ab)(ca)\frac{-(b-c)}{(b-c)(a-b)(c-a)} = \frac{-1}{(a-b)(c-a)}
したがって、最終的な答えは次のようになります。
1(ab)(ca)=1(ab)(ac)\frac{-1}{(a-b)(c-a)} = \frac{1}{(a-b)(a-c)}

3. 最終的な答え

1(ab)(ac)\frac{1}{(a-b)(a-c)}

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