全体集合 $U$ の要素に関する条件 $p, q$ について、$p$ を満たす要素の集合を $P$ 、$q$ を満たす要素の集合を $Q$ とする。$U$ を全体集合とする $P, Q$ の補集合をそれぞれ $\overline{P}, \overline{Q}$ とする。以下の3つの命題の空欄に当てはまるものを、選択肢ア~オの中からそれぞれ選ぶ問題。 (1) 命題「$p \Rightarrow q$」が真であることと \_\_\_ が成り立つことは同じである。 (2) 命題「$\overline{p} \Rightarrow q$」が真であることと \_\_\_ が成り立つことは同じである。 (3) すべての自然数が条件「$\overline{p}$ または $q$」を満たすことと \_\_\_ が成り立つことは同じである。 選択肢は以下: ア) $P \subset Q$ イ) $P \supset Q$ ウ) $\overline{P} \subset \overline{Q}$ エ) $\overline{P} \supset \overline{Q}$ オ) $\overline{P} \supset Q$
2025/7/1
1. 問題の内容
全体集合 の要素に関する条件 について、 を満たす要素の集合を 、 を満たす要素の集合を とする。 を全体集合とする の補集合をそれぞれ とする。以下の3つの命題の空欄に当てはまるものを、選択肢ア~オの中からそれぞれ選ぶ問題。
(1) 命題「」が真であることと \_\_\_ が成り立つことは同じである。
(2) 命題「」が真であることと \_\_\_ が成り立つことは同じである。
(3) すべての自然数が条件「 または 」を満たすことと \_\_\_ が成り立つことは同じである。
選択肢は以下:
ア)
イ)
ウ)
エ)
オ)
2. 解き方の手順
(1) 命題「」が真であるということは、 を満たす要素は必ず を満たすということなので、 が成り立つ。したがって、答えはア。
(2) 命題「」が真であるということは、 を満たす要素は必ず を満たすということなので、 が成り立つ。したがって、答えはオ。
(3) すべての自然数が条件「 または 」を満たすということは、 が成り立つということである。これは、 、つまり が成り立つことと同値である。 は、と同値である。また、は と同値である。これは とも書ける。したがって、答えはエ。
3. 最終的な答え
(1) ア
(2) オ
(3) エ