1億数千万人の日本人全体からランダムに50人を選び、心疾患と喫煙の関係を調査した結果がクロス集計表に示されています。この結果から、以下の確率とリスクを推定します。 * ある人が喫煙者である確率 * ある人が心疾患を患っている確率 * タバコを吸わない人が心疾患になる確率 * タバコを吸うことで心疾患になるリスクは何倍になるか
2025/7/2
1. 問題の内容
1億数千万人の日本人全体からランダムに50人を選び、心疾患と喫煙の関係を調査した結果がクロス集計表に示されています。この結果から、以下の確率とリスクを推定します。
* ある人が喫煙者である確率
* ある人が心疾患を患っている確率
* タバコを吸わない人が心疾患になる確率
* タバコを吸うことで心疾患になるリスクは何倍になるか
2. 解き方の手順
まず、表から必要な情報を読み取ります。
* 喫煙者数: 4 + 6 = 10人
* 非喫煙者数: 1 + 39 = 40人
* 心疾患患者数: 4 + 1 = 5人
* 心疾患ではない人数: 6 + 39 = 45人
* 調査対象人数: 10 + 40 = 50人
1. ある人が喫煙者である確率:
喫煙者数は10人なので、喫煙者である確率は 。したがって、求める値は5です。
2. ある人が心疾患を患っている確率:
心疾患患者数は5人なので、心疾患を患っている確率は 。したがって、求める値は10です。
3. タバコを吸わない人が心疾患になる確率:
タバコを吸わない人は40人おり、そのうち心疾患患者は1人です。したがって、タバコを吸わない人が心疾患になる確率は 。したがって、求める値は40です。
4. タバコを吸うことで心疾患になるリスクは何倍になるか:
喫煙者が心疾患になる確率:
非喫煙者が心疾患になる確率:
リスクの比: 倍
3. 最終的な答え
* ある人が喫煙者である確率: 5分の1
* ある人がこの病気を患っている確率: 10分の1
* バコを吸わない人がこの心疾患になる確率: 40分の1
* タバコを吸うことでこの心疾患になるリスクは何倍になるか: 16倍