連立不等式 $x^2 + y^2 \le 25$ $(y - 2x - 10)(y + x + 5) \le 0$ の表す領域を $D$ とする。 (1) 領域 $D$ を図示せよ。 (2) 点 $(x, y)$ がこの領域 $D$ を動くとき、$x + 2y$ の最大値 $M$ と最小値 $m$ を求めよ。また、$M, m$ を与える $D$ の点を求めよ。

代数学連立不等式領域最大値最小値直線
2025/7/2
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。

1. 問題の内容

連立不等式
x2+y225x^2 + y^2 \le 25
(y2x10)(y+x+5)0(y - 2x - 10)(y + x + 5) \le 0
の表す領域を DD とする。
(1) 領域 DD を図示せよ。
(2) 点 (x,y)(x, y) がこの領域 DD を動くとき、x+2yx + 2y の最大値 MM と最小値 mm を求めよ。また、M,mM, m を与える DD の点を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 領域 DD の図示
まず、x2+y225x^2 + y^2 \le 25 は、中心が原点 (0,0)(0, 0)、半径が 55 の円の内部および周を表す。
次に、(y2x10)(y+x+5)0(y - 2x - 10)(y + x + 5) \le 0 を考える。これは、
(i) y2x100y - 2x - 10 \ge 0 かつ y+x+50y + x + 5 \le 0
(ii) y2x100y - 2x - 10 \le 0 かつ y+x+50y + x + 5 \ge 0
のいずれかを満たす領域である。
y2x10=0y - 2x - 10 = 0 は直線 y=2x+10y = 2x + 10 を表し、y+x+5=0y + x + 5 = 0 は直線 y=x5y = -x - 5 を表す。
y2x+10y \ge 2x + 10 は直線 y=2x+10y = 2x + 10 の上側領域、yx5y \le -x - 5 は直線 y=x5y = -x - 5 の下側領域を表す。
同様に、y2x+10y \le 2x + 10 は直線 y=2x+10y = 2x + 10 の下側領域、yx5y \ge -x - 5 は直線 y=x5y = -x - 5 の上側領域を表す。
したがって、領域 DD は、円 x2+y2=25x^2 + y^2 = 25 の内部および周と、(i) または (ii) を満たす領域の共通部分となる。
(2) x+2yx + 2y の最大値と最小値
k=x+2yk = x + 2y とおく。これは直線 y=12x+k2y = -\frac{1}{2}x + \frac{k}{2} を表す。
この直線が領域 DD と共有点を持つような kk の最大値と最小値を求める。
直線が円に接するとき、kk が最大値または最小値を取る可能性がある。
また、直線の傾きが 1/2-1/2 であり、領域の境界である直線 y=x5y=-x-5 とは異なる傾きなので、直線 y=x5y=-x-5との交点も考慮する。
領域DDを考慮すると、円x2+y2=25x^2 + y^2 = 25y=12x+k2y = -\frac{1}{2}x + \frac{k}{2}が接する場合を考え、そのときのkkの値を求める。
円の中心からの距離が半径と等しいことから、
0+0k/21+1/4=5\frac{|0 + 0 - k/2|}{\sqrt{1 + 1/4}} = 5
k/25/4=5\frac{|k/2|}{\sqrt{5/4}} = 5
k/25/2=5\frac{|k/2|}{\sqrt{5}/2} = 5
k=55|k| = 5\sqrt{5}
k=±55k = \pm 5\sqrt{5}
y=2x+10y = 2x + 10x2+y2=25x^2 + y^2 = 25 の交点について:
x2+(2x+10)2=25x^2 + (2x + 10)^2 = 25
x2+4x2+40x+100=25x^2 + 4x^2 + 40x + 100 = 25
5x2+40x+75=05x^2 + 40x + 75 = 0
x2+8x+15=0x^2 + 8x + 15 = 0
(x+3)(x+5)=0(x + 3)(x + 5) = 0
x=3,5x = -3, -5
x=3x = -3 のとき y=2(3)+10=4y = 2(-3) + 10 = 4
x=5x = -5 のとき y=2(5)+10=0y = 2(-5) + 10 = 0
(3,4)(-3, 4) における x+2yx + 2y の値は 3+2(4)=5-3 + 2(4) = 5
(5,0)(-5, 0) における x+2yx + 2y の値は 5+2(0)=5-5 + 2(0) = -5
y=x5y = -x - 5x2+y2=25x^2 + y^2 = 25 の交点について:
x2+(x5)2=25x^2 + (-x - 5)^2 = 25
x2+x2+10x+25=25x^2 + x^2 + 10x + 25 = 25
2x2+10x=02x^2 + 10x = 0
2x(x+5)=02x(x + 5) = 0
x=0,5x = 0, -5
x=0x = 0 のとき y=05=5y = -0 - 5 = -5
x=5x = -5 のとき y=(5)5=0y = -(-5) - 5 = 0
(0,5)(0, -5) における x+2yx + 2y の値は 0+2(5)=100 + 2(-5) = -10
(5,0)(-5, 0) における x+2yx + 2y の値は 5+2(0)=5-5 + 2(0) = -5
領域D内における、 x+2yx+2yの最大値は555\sqrt{5}で、最小値は10-10となる。
kkが最大となるとき、k=55k = 5\sqrt{5}.
y=12x+552y = -\frac{1}{2}x + \frac{5\sqrt{5}}{2}と、x2+y2=25x^2+y^2=25との接点を求める。
x2+(12x+552)2=25x^2 + (-\frac{1}{2}x + \frac{5\sqrt{5}}{2})^2 = 25
x2+14x2552x+1254=25x^2 + \frac{1}{4}x^2 - \frac{5\sqrt{5}}{2}x + \frac{125}{4} = 25
54x2552x+254=0\frac{5}{4}x^2 - \frac{5\sqrt{5}}{2}x + \frac{25}{4} = 0
x225x+5=0x^2 - 2\sqrt{5}x + 5 = 0
(x5)2=0(x - \sqrt{5})^2 = 0
x=5x = \sqrt{5}
y=125+552=25y = -\frac{1}{2}\sqrt{5} + \frac{5\sqrt{5}}{2} = 2\sqrt{5}
最大値を与える点は(5,25)(\sqrt{5}, 2\sqrt{5}).
最小値を与える点は (0,5)(0, -5).

3. 最終的な答え

(1) 領域 DD は、円 x2+y225x^2 + y^2 \le 25 の内部および周と、(i) y2x+10y \ge 2x + 10 かつ yx5y \le -x - 5 または (ii) y2x+10y \le 2x + 10 かつ yx5y \ge -x - 5 を満たす領域の共通部分。
(2) x+2yx + 2y の最大値 M=55M = 5\sqrt{5} ((5,25)(\sqrt{5}, 2\sqrt{5})のとき)
x+2yx + 2y の最小値 m=10m = -10 ((0,5)(0, -5)のとき)

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