メンデルのえんどう豆の実験において、「丸い」えんどう豆と「しわのある」えんどう豆の比率が3:1であることがわかっている。400個のえんどう豆を収集した場合、「丸い」えんどう豆の期待値と分散を求める問題です。

確率論・統計学二項分布期待値分散確率
2025/7/2

1. 問題の内容

メンデルのえんどう豆の実験において、「丸い」えんどう豆と「しわのある」えんどう豆の比率が3:1であることがわかっている。400個のえんどう豆を収集した場合、「丸い」えんどう豆の期待値と分散を求める問題です。

2. 解き方の手順

この問題は二項分布に従うと考えられます。「丸い」えんどう豆である確率を pp とすると、p=33+1=34=0.75p = \frac{3}{3+1} = \frac{3}{4} = 0.75 となります。標本数 nn は400です。
期待値 E(X)E(X)n×pn \times p で求められます。
E(X)=n×p=400×0.75=300E(X) = n \times p = 400 \times 0.75 = 300
分散 V(X)V(X)n×p×(1p)n \times p \times (1-p) で求められます。
V(X)=n×p×(1p)=400×0.75×(10.75)=400×0.75×0.25=300×0.25=75V(X) = n \times p \times (1-p) = 400 \times 0.75 \times (1-0.75) = 400 \times 0.75 \times 0.25 = 300 \times 0.25 = 75

3. 最終的な答え

「丸い」えんどう豆の期待値は300個です。
「丸い」えんどう豆の分散は75です。

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