円に内接する四角形の問題で、指定された角度が与えられたときに、角 $\theta$ の大きさを求める問題です。画像には2つの問題があります。

幾何学四角形円周角角度内接
2025/7/2

1. 問題の内容

円に内接する四角形の問題で、指定された角度が与えられたときに、角 θ\theta の大きさを求める問題です。画像には2つの問題があります。

2. 解き方の手順

(2) の問題:
* 円周角の定理より、ADC=ABC=θ\angle ADC = \angle ABC = \theta です。
* 三角形BCEにおいて、CBE=60\angle CBE = 60^\circ と与えられています。
* 三角形ACDにおいて、CAD=20\angle CAD = 20^\circと与えられています。
* 四角形ABCDは円に内接するので、対角の和は180°です。すなわち、ABC+ADC=180\angle ABC + \angle ADC = 180^\circ となります。
* ABC+ADC=(18060)+20=140\angle ABC + \angle ADC = (180 - 60) + 20 = 140
* ADC=180(20+θ+60)\angle ADC = 180 - (20 + \theta + 60)
* 180(20+θ+60)+θ=180180 - (20 + \theta + 60) + \theta = 180
* 円周角の定理より、ABC=ADC=θ\angle ABC = \angle ADC = \thetaです
* ACB=180(60+20)=100\angle ACB = 180 - (60+20)= 100
* ADB=ACB=80\angle ADB = \angle ACB= 80
* θ=1808020=80\theta = 180 - 80 - 20 = 80
(3) の問題:
* CDE=41\angle CDE = 41^\circなので、CDA=18041=139\angle CDA = 180^\circ - 41^\circ = 139^\circです。
* BCD=19\angle BCD = 19^\circです。
* 四角形ABCDは円に内接するので、BAD+BCD=180\angle BAD + \angle BCD = 180^\circです。したがって、BAD=18019=161\angle BAD = 180^\circ - 19^\circ = 161^\circです。
* 同様に、ABC+CDA=180\angle ABC + \angle CDA = 180^\circです。したがって、ABC=180139=41\angle ABC = 180^\circ - 139^\circ = 41^\circです。よって、θ=41\theta = 41^\circです。

3. 最終的な答え

(2) の問題:θ=80\theta = 80^\circ
(3) の問題:θ=41\theta = 41^\circ

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