2つの円 $(x+1)^2 + (y-2)^2 = 4$ と $(x-3)^2 + (y+1)^2 = r^2$ が接するとき、定数 $r$ の値を求めます。ただし、$r > 0$ とします。

幾何学幾何距離接する半径
2025/7/3

1. 問題の内容

2つの円 (x+1)2+(y2)2=4(x+1)^2 + (y-2)^2 = 4(x3)2+(y+1)2=r2(x-3)^2 + (y+1)^2 = r^2 が接するとき、定数 rr の値を求めます。ただし、r>0r > 0 とします。

2. 解き方の手順

2つの円が接するとき、中心間の距離は、2つの円の半径の和または差に等しくなります。
(x+1)2+(y2)2=4(x+1)^2 + (y-2)^2 = 4 の中心は (1,2)(-1, 2) で、半径は 4=2\sqrt{4} = 2 です。
(x3)2+(y+1)2=r2(x-3)^2 + (y+1)^2 = r^2 の中心は (3,1)(3, -1) で、半径は r2=r\sqrt{r^2} = r です(r>0r>0 より)。
2つの中心間の距離 dd は、
d=(3(1))2+(12)2=(3+1)2+(3)2=42+9=16+9=25=5d = \sqrt{(3 - (-1))^2 + (-1 - 2)^2} = \sqrt{(3+1)^2 + (-3)^2} = \sqrt{4^2 + 9} = \sqrt{16+9} = \sqrt{25} = 5
2つの円が外接する場合、中心間の距離は半径の和に等しくなります。
5=2+r5 = 2 + r
r=52=3r = 5 - 2 = 3
2つの円が内接する場合、中心間の距離は半径の差の絶対値に等しくなります。
5=2r5 = |2 - r|
2r=52 - r = 5 または 2r=52 - r = -5
r=25=3r = 2 - 5 = -3 または r=2+5=7r = 2 + 5 = 7
ただし、r>0r > 0 より、r=3r = -3 は不適。したがって、r=7r = 7 です。
したがって、rr の値は3または7となります。

3. 最終的な答え

r = 3, 7

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