与えられた直線の式 $y = -\sqrt{3}x$ を極座標の方程式で表す。

幾何学極座標直交座標三角関数方程式
2025/7/2

1. 問題の内容

与えられた直線の式 y=3xy = -\sqrt{3}x を極座標の方程式で表す。

2. 解き方の手順

直交座標 (x,y)(x, y) と極座標 (r,θ)(r, \theta) の関係は以下の通りです。
x=rcosθx = r\cos\theta
y=rsinθy = r\sin\theta
この関係式を与えられた直線の方程式に代入します。
rsinθ=3rcosθr\sin\theta = -\sqrt{3} r\cos\theta
両辺を rr で割ると、r0r \neq 0 のとき、
sinθ=3cosθ\sin\theta = -\sqrt{3}\cos\theta
両辺を cosθ\cos\theta で割ると、cosθ0\cos\theta \neq 0 のとき、
tanθ=3\tan\theta = -\sqrt{3}
この方程式を満たす θ\theta を求めます。
tanθ=3\tan\theta = -\sqrt{3} となる θ\theta は、θ=23π+nπ\theta = \frac{2}{3}\pi + n\pi (nは整数) です。
θ=23π\theta = \frac{2}{3}\pir>0r>0 に対応し、θ=53π\theta = \frac{5}{3}\pir<0r<0 に対応します。
r=0r = 0 のとき、原点を通るので考慮する必要はありません。
θ=23π\theta = \frac{2}{3}\pi とすると、θ=2π3\theta = \frac{2\pi}{3} は解となります。

3. 最終的な答え

θ=23π\theta = \frac{2}{3}\pi

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