初項が1、公比が2の等比数列の初項から少なくとも第何項までの和をとると1000を超えるか。

代数学等比数列数列の和指数関数不等式
2025/7/2

1. 問題の内容

初項が1、公比が2の等比数列の初項から少なくとも第何項までの和をとると1000を超えるか。

2. 解き方の手順

まず、等比数列の和の公式を確認します。初項を aa 、公比を rr 、項数を nn とすると、等比数列の和 SnS_n は次のように表されます。
Sn=a(rn1)r1S_n = \frac{a(r^n - 1)}{r - 1}
今回の問題では、a=1a = 1r=2r = 2 なので、
Sn=1(2n1)21=2n1S_n = \frac{1(2^n - 1)}{2 - 1} = 2^n - 1
この和が1000を超えるような nn を求めます。つまり、2n1>10002^n - 1 > 1000 を満たす最小の整数 nn を探します。
2n1>10002^n - 1 > 1000
2n>10012^n > 1001
両辺の対数をとると、
nlog2>log1001n \log 2 > \log 1001
n>log1001log2n > \frac{\log 1001}{\log 2}
n>3.0004340.3010309.967n > \frac{3.000434}{0.301030} \approx 9.967
nn は整数なので、 n10n \ge 10 となります。
または、2n2^n の値をいくつか計算し、1001を超える最小の nn を探すこともできます。
29=5122^9 = 512
210=10242^{10} = 1024
したがって、n=10n=102n2^n は1001を超えます。

3. 最終的な答え

第10項

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