与えられた関数 $z$ について、$z_{xx} + z_{yy} = 0$ が成り立つことを示す問題です。ここで、$z_{xx}$ は $z$ の $x$ に関する2階偏導関数、$z_{yy}$ は $z$ の $y$ に関する2階偏導関数を表します。問題は以下の3つの関数についてそれぞれ証明を行う必要があります。 (1) $z = \log(x^2 + y^2)$ (2) $z = e^x \cos y$ (3) $z = \arctan(x/y)$
2025/7/2
1. 問題の内容
与えられた関数 について、 が成り立つことを示す問題です。ここで、 は の に関する2階偏導関数、 は の に関する2階偏導関数を表します。問題は以下の3つの関数についてそれぞれ証明を行う必要があります。
(1)
(2)
(3)
2. 解き方の手順
(1) の場合
まず、 と を求めます。
次に、 と を求めます。
したがって、 となり、 が成り立ちます。
(2) の場合
まず、 と を求めます。
次に、 と を求めます。
したがって、 となり、 が成り立ちます。
(3) の場合
まず、 と を求めます。
次に、 と を求めます。
したがって、 となり、 が成り立ちます。
3. 最終的な答え
(1) のとき、 が成り立つ。
(2) のとき、 が成り立つ。
(3) のとき、 が成り立つ。