差が6である2つの整数について、大きい方の2乗から小さい方の2乗を引いたときの差は12の倍数であることを証明する。

代数学整数証明因数分解倍数代数
2025/3/31

1. 問題の内容

差が6である2つの整数について、大きい方の2乗から小さい方の2乗を引いたときの差は12の倍数であることを証明する。

2. 解き方の手順

差が6である2つの整数を xxx+6x+6 とおく。
大きい方の2乗から小さい方の2乗を引いた差を計算する。
(x+6)2x2=(x2+12x+36)x2=12x+36(x+6)^2 - x^2 = (x^2 + 12x + 36) - x^2 = 12x + 36
12x+3612x + 36 を12で括り出す。
12x+36=12(x+3)12x + 36 = 12(x+3)
xx は整数なので、x+3x+3 も整数である。
したがって、12(x+3)12(x+3) は12の倍数である。

3. 最終的な答え

差が6である2つの整数の大きい方の2乗から小さい方の2乗を引いた差は12の倍数である。

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