実数 $x, y$ に対して演算 $x \ominus y = x + y - xy$ が定義されている。 (1) $1 \ominus \sqrt{2}$ を計算する。 (2) $x \ominus x = -2$ となる $x$ を求める。 (3) 以下の命題の真偽を判定する。 * 「$x \ominus y$ が有理数であるならば、$x$ と $y$ はともに有理数である」 * 「$x \ominus y = 1$ であるならば、$x = 1$ または $y = 1$ である」
2025/4/23
1. 問題の内容
実数 に対して演算 が定義されている。
(1) を計算する。
(2) となる を求める。
(3) 以下の命題の真偽を判定する。
* 「 が有理数であるならば、 と はともに有理数である」
* 「 であるならば、 または である」
2. 解き方の手順
(1)
(2)
より
解の公式より
(3)
命題1: 「 が有理数であるならば、 と はともに有理数である」
反例:.
は有理数だが、 は無理数なので、この命題は偽である。
命題2: 「 であるならば、 または である」
よって、 または である。
したがって、この命題は真である。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) シ: 偽 (1), ス: 真 (0)