2桁の自然数と、その数の1の位と10の位の数字を入れ替えた数の和が、11の倍数になる理由を、文字を使って説明する。

代数学整数倍数文字式数の性質
2025/7/2

1. 問題の内容

2桁の自然数と、その数の1の位と10の位の数字を入れ替えた数の和が、11の倍数になる理由を、文字を使って説明する。

2. 解き方の手順

2桁の自然数を 10a+b10a + b とする(aa は10の位の数字、bb は1の位の数字、aabb は整数で、1a91 \le a \le 9, 0b90 \le b \le 9)。
この数の1の位と10の位の数字を入れ替えた数は 10b+a10b + a となる。
これらの和は、
(10a+b)+(10b+a)=11a+11b=11(a+b)(10a + b) + (10b + a) = 11a + 11b = 11(a + b)
a+ba + b は整数なので、11(a+b)11(a + b) は11の倍数となる。
したがって、2桁の自然数と、その数の1の位と10の位の数字を入れ替えた数の和は11の倍数になる。

3. 最終的な答え

2桁の自然数を 10a+b10a + b とすると、1の位と10の位の数字を入れ替えた数は 10b+a10b + a となる。これらの和は 10a+b+10b+a=11a+11b=11(a+b)10a + b + 10b + a = 11a + 11b = 11(a + b) となり、a+ba + b は整数なので、これは11の倍数である。

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