放物線 $y = -2x^2$ を $x$ 軸方向に $p$, $y$ 軸方向に $q$ だけ平行移動した放物線が、2点 $(1, 5)$ と $(2, 7)$ を通る。このとき、$p$ と $q$ の値を求めなさい。

代数学放物線平行移動二次関数連立方程式
2025/7/2

1. 問題の内容

放物線 y=2x2y = -2x^2xx 軸方向に pp, yy 軸方向に qq だけ平行移動した放物線が、2点 (1,5)(1, 5)(2,7)(2, 7) を通る。このとき、ppqq の値を求めなさい。

2. 解き方の手順

放物線 y=2x2y = -2x^2xx 軸方向に pp, yy 軸方向に qq だけ平行移動した放物線の方程式は、
yq=2(xp)2y - q = -2(x - p)^2
と表せる。これは、
y=2(xp)2+qy = -2(x - p)^2 + q
とも書ける。
この放物線が点 (1,5)(1, 5) を通るので、
5=2(1p)2+q5 = -2(1 - p)^2 + q
この放物線が点 (2,7)(2, 7) を通るので、
7=2(2p)2+q7 = -2(2 - p)^2 + q
この2つの式から ppqq の値を求める。
1つ目の式より、
q=5+2(1p)2q = 5 + 2(1 - p)^2
2つ目の式に代入すると、
7=2(2p)2+5+2(1p)27 = -2(2 - p)^2 + 5 + 2(1 - p)^2
2=2(44p+p2)+2(12p+p2)2 = -2(4 - 4p + p^2) + 2(1 - 2p + p^2)
1=(44p+p2)+(12p+p2)1 = -(4 - 4p + p^2) + (1 - 2p + p^2)
1=4+4pp2+12p+p21 = -4 + 4p - p^2 + 1 - 2p + p^2
1=3+2p1 = -3 + 2p
4=2p4 = 2p
p=2p = 2
q=5+2(12)2=5+2(1)2=5+2=7q = 5 + 2(1 - 2)^2 = 5 + 2(-1)^2 = 5 + 2 = 7
したがって、p=2p = 2, q=7q = 7

3. 最終的な答え

p=2p = 2, q=7q = 7

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