平行四辺形ABCDにおいて、辺ABの中点をM、辺BCを1:2に内分する点をE、辺CDを3:1に内分する点をFとする。$\overrightarrow{AB} = \vec{b}, \overrightarrow{AD} = \vec{d}$ とするとき、以下の問いに答えよ。 (1) 線分CMとFEの交点をPとするとき、$\overrightarrow{AP}$を$\vec{b}, \vec{d}$で表せ。 (2) 直線APと対角線BDの交点をQとするとき、$\overrightarrow{AQ}$を$\vec{b}, \vec{d}$で表せ。
2025/7/2
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、辺ABの中点をM、辺BCを1:2に内分する点をE、辺CDを3:1に内分する点をFとする。 とするとき、以下の問いに答えよ。
(1) 線分CMとFEの交点をPとするとき、をで表せ。
(2) 直線APと対角線BDの交点をQとするとき、をで表せ。
2. 解き方の手順
(1)
点Pは線分CM上にあるので、を実数として、
と表せる。
より、
...(1)
また、点Pは線分FE上にあるので、を実数として、
と表せる。
より、
...(2)
(1), (2) より、
これらを解くと、
したがって、
(2)
点Qは直線AP上にあるので、を実数として、
...(3)
また、点Qは直線BD上にあるので、を実数として、
...(4)
(3), (4) より、
これらを解くと、
したがって、
3. 最終的な答え
(1)
(2)