袋Aには1, 1, 2, 2の4枚のカード、袋Bには1, 2, 3, 3の4枚のカードが入っています。袋Aから取り出したカードの数を$a$, 袋Bから取り出したカードの数を$b$とします。 (1) $a+b=2$となる確率を求めます。 (2) $a+b=3$となる確率を求め、さらに$a+b$の期待値を求めます。
2025/7/2
1. 問題の内容
袋Aには1, 1, 2, 2の4枚のカード、袋Bには1, 2, 3, 3の4枚のカードが入っています。袋Aから取り出したカードの数を, 袋Bから取り出したカードの数をとします。
(1) となる確率を求めます。
(2) となる確率を求め、さらにの期待値を求めます。
2. 解き方の手順
(1) となるのは、かつのときのみです。
袋Aから1を取り出す確率はです。
袋Bから1を取り出す確率はです。
したがって、となる確率は、
(2) となるのは、またはのときです。
かつとなる確率は、
かつとなる確率は、
したがって、となる確率は、
が取りうる値は、2, 3, 4, 5です。それぞれの確率を計算します。
となる確率は(1)よりです。
となる確率は(2)よりです。
となるのは、またはのときです。
かつとなる確率は、
かつとなる確率は、
したがって、となる確率は、
となるのは、のときです。
かつとなる確率は、
したがって、の期待値は、
3. 最終的な答え
(1) となる確率はです。
(2) となる確率はです。
の期待値はです。