円と点Pがあり、点Pから円に引かれた2本の直線が円とそれぞれ2点で交わっています。PA = x, AB = 9, PC = 4, CD = 5のとき、xの値を求めよ。

幾何学割線定理二次方程式幾何
2025/7/2

1. 問題の内容

円と点Pがあり、点Pから円に引かれた2本の直線が円とそれぞれ2点で交わっています。PA = x, AB = 9, PC = 4, CD = 5のとき、xの値を求めよ。

2. 解き方の手順

この問題は、円の割線定理を利用して解くことができます。割線定理とは、円外の点Pから円に2本の直線を引き、それぞれの直線が円と2点A,BおよびC,Dで交わるとき、
PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD
が成り立つというものです。
この問題では、PA = x, AB = 9, PC = 4, CD = 5なので、PB = PA + AB = x + 9, PD = PC + CD = 4 + 5 = 9です。
これらの値を割線定理の式に代入すると、
x(x+9)=49x(x+9) = 4 \cdot 9
となります。
この方程式を解いてxの値を求めます。
x(x+9)=36x(x+9) = 36
x2+9x=36x^2 + 9x = 36
x2+9x36=0x^2 + 9x - 36 = 0
この二次方程式を因数分解すると、
(x+12)(x3)=0(x+12)(x-3) = 0
となります。
したがって、x = -12 または x = 3 となります。
xは線分の長さなので、正の値をとります。
よって、x = 3となります。

3. 最終的な答え

x = 3

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