次の3つの関数のグラフを描け。 (1) $y = |2x+1|$ (2) $y = |x^2+x|$ (3) $y = |x^2-3x-4|$

幾何学関数のグラフ絶対値二次関数グラフの描画
2025/7/2

1. 問題の内容

次の3つの関数のグラフを描け。
(1) y=2x+1y = |2x+1|
(2) y=x2+xy = |x^2+x|
(3) y=x23x4y = |x^2-3x-4|

2. 解き方の手順

(1) y=2x+1y = |2x+1|
まず、y=2x+1y = 2x+1 のグラフを描きます。これは傾きが2、y切片が1の直線です。次に、2x+102x+1 \geq 0 のとき、y=2x+1y = 2x+1 であり、2x+1<02x+1 < 0 のとき、y=(2x+1)=2x1y = -(2x+1) = -2x-1 となります。つまり、y=2x+1y = 2x+1 のグラフで、y<0y < 0 の部分をx軸に関して対称に折り返したものが、y=2x+1y = |2x+1| のグラフになります。
2x+1=02x+1 = 0 となるのは x=12x = -\frac{1}{2} のときなので、x=12x = -\frac{1}{2} がグラフの折れ曲がり点になります。
(2) y=x2+xy = |x^2+x|
まず、y=x2+xy = x^2+x のグラフを描きます。これは、y=x(x+1)y = x(x+1) と変形できるので、x軸との交点は x=0,1x=0, -1 となります。平方完成すると、y=(x+12)214y = (x+\frac{1}{2})^2 - \frac{1}{4} となるので、頂点は (12,14)(-\frac{1}{2}, -\frac{1}{4}) となります。
次に、x2+x0x^2+x \geq 0 のとき、y=x2+xy = x^2+x であり、x2+x<0x^2+x < 0 のとき、y=(x2+x)=x2xy = -(x^2+x) = -x^2-x となります。つまり、y=x2+xy = x^2+x のグラフで、y<0y < 0 の部分をx軸に関して対称に折り返したものが、y=x2+xy = |x^2+x| のグラフになります。
x2+x=0x^2+x = 0 となるのは x=0,1x = 0, -1 のときなので、x=0,1x = 0, -1 がグラフの交点となります。頂点は (12,14)(-\frac{1}{2}, \frac{1}{4}) となります。
(3) y=x23x4y = |x^2-3x-4|
まず、y=x23x4y = x^2-3x-4 のグラフを描きます。これは、y=(x4)(x+1)y = (x-4)(x+1) と変形できるので、x軸との交点は x=4,1x=4, -1 となります。平方完成すると、y=(x32)2254y = (x-\frac{3}{2})^2 - \frac{25}{4} となるので、頂点は (32,254)(\frac{3}{2}, -\frac{25}{4}) となります。
次に、x23x40x^2-3x-4 \geq 0 のとき、y=x23x4y = x^2-3x-4 であり、x23x4<0x^2-3x-4 < 0 のとき、y=(x23x4)=x2+3x+4y = -(x^2-3x-4) = -x^2+3x+4 となります。つまり、y=x23x4y = x^2-3x-4 のグラフで、y<0y < 0 の部分をx軸に関して対称に折り返したものが、y=x23x4y = |x^2-3x-4| のグラフになります。
x23x4=0x^2-3x-4 = 0 となるのは x=4,1x = 4, -1 のときなので、x=4,1x = 4, -1 がグラフの交点となります。頂点は (32,254)(\frac{3}{2}, \frac{25}{4}) となります。

3. 最終的な答え

グラフについては描画ソフトやツールを用いて描いてください。ここでは、上記の手順に従って各関数のグラフを描けば良いことになります。それぞれのグラフの特徴点をまとめると以下のようになります。
(1) y=2x+1y=|2x+1|: x=12x = -\frac{1}{2} で折れ曲がるV字型のグラフ。
(2) y=x2+xy=|x^2+x|: x=1,0x = -1, 0 でx軸と交わり、x=12x = -\frac{1}{2} で頂点を持つ。
(3) y=x23x4y=|x^2-3x-4|: x=1,4x = -1, 4 でx軸と交わり、x=32x = \frac{3}{2} で頂点を持つ。

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