先生3人と生徒6人が円形のテーブルに向かって座るとき、先生3人の間に生徒が2人ずつ座るような座り方は何通りあるか求める問題です。

確率論・統計学順列組み合わせ円順列場合の数
2025/7/2

1. 問題の内容

先生3人と生徒6人が円形のテーブルに向かって座るとき、先生3人の間に生徒が2人ずつ座るような座り方は何通りあるか求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、先生3人の座り方を考えます。円形テーブルなので、1人を固定して考えると、残りの2人の座り方は (31)!=2!=2(3-1)! = 2! = 2 通りです。
次に、先生3人の間に生徒が2人ずつ座る座り方を考えます。先生の間は3箇所あり、それぞれの間に2人ずつ生徒が座ります。
6人の生徒を2人ずつの3つのグループに分ける方法は、まず6人から2人を選び、残りの4人から2人を選び、最後に残りの2人を選ぶ方法です。しかし、3つのグループに区別がないので、3!で割る必要があります。
よって、生徒の分け方は (62)×(42)×(22)3!=15×6×16=15\frac{{6 \choose 2} \times {4 \choose 2} \times {2 \choose 2}}{3!} = \frac{15 \times 6 \times 1}{6} = 15 通りです。
3つのグループの座る場所は決まっているので、それぞれのグループの中で生徒の座り方を考えます。それぞれのグループで2人が並ぶ方法は2!2!通りです。3つのグループがあるので、(2!)3=23=8(2!)^3 = 2^3 = 8 通りです。
したがって、座り方の総数は、先生の座り方 ×\times 生徒の分け方 ×\times 各グループの座り方で計算できます。
2×15×8=2402 \times 15 \times 8 = 240

3. 最終的な答え

240通り

「確率論・統計学」の関連問題

ある高校の男子の身長$X$が、平均$170.9$ cm、標準偏差$5.4$ cmの正規分布に従うとする。 (1) 身長$175$ cm以上の生徒は約何%いるか。 (2) 身長の高い方から$4$%の中に...

正規分布統計確率標準化パーセント
2025/7/2

1から5までの番号札がそれぞれ3枚ずつ、合計15枚あります。この15枚の札から2枚を取り出すとき、以下の確率を求めます。 (1) 2枚が同じ数字である確率 (2) 2枚が同じ数字であるか、2枚の数字の...

確率組み合わせ事象
2025/7/2

問題3:ジョーカーを除く52枚のトランプから1枚引いて戻すことを2回繰り返す。 (1) 2回ともハートが出る確率を求めよ。 (2) 2回目に初めてハートが出る確率を求めよ。 問題4:袋Aには赤玉3個、...

確率トランプ
2025/7/2

1から100までの番号が振られた100枚のカードから1枚を引くとき、その番号が5または8で割り切れる確率を求めます。

確率組み合わせ余事象サイコロカード
2025/7/2

問題8:A, B, Cの3人がじゃんけんを1回するとき、次の確率を求めよ。 (1) AとBの2人が勝つ確率 (2) 1人だけが勝つ確率 問題9:A, B, C, D, E, F, G, Hの8文字を無...

確率場合の数じゃんけん順列組み合わせ
2025/7/2

1から100までの番号が書かれた100枚のカードから1枚引くとき、その番号が5または8で割り切れる確率を求める問題です。

確率割り切れる排反事象
2025/7/2

## 問題の解答

重複組み合わせ方程式確率サイコロ場合の数
2025/7/2

袋の中に赤球 $a$ 個、青球 $b$ 個、白球 $c$ 個の合計 100 個が入っている。この袋から無作為に 1 個の球を取り出し、色を調べてからもとに戻す操作を $n$ 回繰り返す。赤球を取り出し...

二項分布確率平均分散
2025/7/2

袋の中に赤玉5個、白玉3個、青玉2個が入っている。この袋の中から、同時に3個の玉を取り出すとき、それらに含まれる玉の色の種類の数をXとする。確率変数Xの期待値を求める。

確率期待値組み合わせ
2025/7/2

異なる色の9個の玉を、A, B, Cの3つの組に3個ずつ分ける分け方は何通りあるかを求める。

組み合わせ順列場合の数重複組み合わせ
2025/7/2