ある放物線を、$x$ 軸方向に $-1$、$y$ 軸方向に $-3$ だけ平行移動し、さらに $x$ 軸に関して対称移動したら、放物線 $y=x^2-2x+2$ になった。もとの放物線の方程式を求める。

代数学放物線平行移動対称移動二次関数
2025/7/3

1. 問題の内容

ある放物線を、xx 軸方向に 1-1yy 軸方向に 3-3 だけ平行移動し、さらに xx 軸に関して対称移動したら、放物線 y=x22x+2y=x^2-2x+2 になった。もとの放物線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

最終的な放物線 y=x22x+2y=x^2 - 2x + 2 から逆算して、元の放物線を求める。
ステップ1: xx 軸に関して対称移動する前の放物線を求める。xx 軸に関して対称移動するということは、yyy-y に置き換えることである。よって、
y=x22x+2-y = x^2 - 2x + 2
y=x2+2x2y = -x^2 + 2x - 2
ステップ2: xx 軸方向に 1-1yy 軸方向に 3-3 だけ平行移動する前の放物線を求める。xx 軸方向に 1-1 移動するということは、xxx+1x+1 に置き換えること、yy 軸方向に 3-3 移動するということは、yyy+3y+3 に置き換えることである。よって、
y+3=(x+1)2+2(x+1)2y + 3 = -(x+1)^2 + 2(x+1) - 2
y=(x2+2x+1)+2x+223y = -(x^2 + 2x + 1) + 2x + 2 - 2 - 3
y=x22x1+2x3y = -x^2 - 2x - 1 + 2x - 3
y=x24y = -x^2 - 4
したがって、元の放物線の方程式は y=x24y = -x^2 - 4 である。

3. 最終的な答え

y=x24y = -x^2 - 4

「代数学」の関連問題

与えられた不等式を解きます。今回は以下の3つの不等式を解きます。 (1) $\frac{1}{2}x+1 < \frac{1}{3}x+2$ (3) $\frac{3x-4}{7} > \frac{x...

不等式一次不等式計算
2025/7/3

次の和 $S$ を求める問題です。 $S = 1 \cdot 1 + 2 \cdot 3 + 3 \cdot 3^2 + 4 \cdot 3^3 + \dots + n \cdot 3^{n-1}$

級数等比数列和の公式
2025/7/3

画像に写っている不等式の中から、以下の問題を解きます。 (1) $5x - 4 > 3(x + 2)$ (2) $2(2x - 1) < 7x + 4$ (3) $5(x - 3) \leq 3(x ...

不等式一次不等式解の範囲
2025/7/3

$\sqrt{14 - 6\sqrt{5}}$ を簡単にせよ。

根号平方根式の簡単化
2025/7/3

問題は3つあります。 基本56:与えられた4つの$x$の値のうち、不等式 $5x - 3 < 7$ を満たすものをすべて選択する。 基本57:次の4つの1次不等式を解く。 基本58:次の6つの1次不等...

不等式一次不等式不等式の解法
2025/7/3

問題は2つあります。 * 1つ目の問題(テーマ19):$1 < x < 4$, $-3 < y < 2$ のとき、次の式のとりうる値の範囲を求めます。 (1) $2x-1$ (2)...

不等式式の範囲
2025/7/3

$1 < x < 5$、$-2 < y < 4$のとき、次の式のとりうる値の範囲を求めよ。 (1) $3x + 2$ (2) $4x + y$ (3) $2x - 3y$

不等式式の範囲
2025/7/3

数列 $\{a_n\}$ の初項から第 $n$ 項までの和 $S_n$ が $S_n = n^2 - 4n$ で与えられているとき、数列の一般項 $a_n$ を求める問題です。

数列一般項漸化式
2025/7/3

与えられた不等式 $2x^2 - 9 \geqq 0$ を解き、$x$ の範囲を求めます。

不等式二次不等式平方根
2025/7/3

与えられた不等式から、別の不等式を導き、空欄に適切な不等号を埋める問題です。 (1) $a > -3$ ならば、$a+3$ と $0$、$-3a$ と $0$ の大小関係を求めます。 (2) $a \...

不等式不等号大小関係不等式の変形
2025/7/3