(1) 2点A($\vec{a}$), B($\vec{b}$)を結ぶ線分ABについて、1:3に外分する点Q($\vec{q}$)の位置ベクトルを$\vec{a}$、$\vec{b}$を用いて表す。 (2) 点A(4, -2)を通り、$\vec{d}$ = (2, -1)が方向ベクトルである直線について、 (1) 媒介変数tを用いて媒介変数表示せよ。 (2) 媒介変数tを消去した式で表せ。

幾何学ベクトル位置ベクトル外分点直線媒介変数表示
2025/7/3

1. 問題の内容

(1) 2点A(a\vec{a}), B(b\vec{b})を結ぶ線分ABについて、1:3に外分する点Q(q\vec{q})の位置ベクトルをa\vec{a}b\vec{b}を用いて表す。
(2) 点A(4, -2)を通り、d\vec{d} = (2, -1)が方向ベクトルである直線について、
(1) 媒介変数tを用いて媒介変数表示せよ。
(2) 媒介変数tを消去した式で表せ。

2. 解き方の手順

(1) 線分ABをm:nに外分する点の位置ベクトルは、
mb+nanm\frac{-m\vec{b}+n\vec{a}}{n-m}
で表される。
今回はm=1, n=3なので、
q\vec{q} = 1b+3a31\frac{-1*\vec{b}+3*\vec{a}}{3-1} = 3ab2\frac{3\vec{a}-\vec{b}}{2} = 32a12b\frac{3}{2}\vec{a} - \frac{1}{2}\vec{b}
(2)
(1) 点(x, y)は、点(4, -2)を通り、方向ベクトル(2, -1)の直線上の点なので、媒介変数tを用いて、
x=4+2tx = 4 + 2t
y=2ty = -2 - t
と表せる。
(2) y=2ty = -2 - tより、t=y2t = -y - 2
これをx=4+2tx = 4 + 2tに代入すると、
x=4+2(y2)x = 4 + 2(-y - 2)
x=42y4x = 4 - 2y - 4
x=2yx = -2y
x+2y=0x + 2y = 0

3. 最終的な答え

(1) q\vec{q} = 32a12b\frac{3}{2}\vec{a} - \frac{1}{2}\vec{b}
(2)
(1) x=4+2tx = 4 + 2t
y=2ty = -2 - t
(2) x+2y=0x + 2y = 0

「幾何学」の関連問題

放物線 $y = \frac{1}{2}x^2$ 上の点 A(2, 2) がある。原点 O、点 A、および点 A と y 軸について対称な点を頂点とする平行四辺形を作る。残りの1点が x 軸上にあると...

放物線平行四辺形座標平面面積直線
2025/7/4

問題は、直線1: $y = x + 4$ と、点 $(-2, 2)$ を通り傾きが $-2$ の直線2があるとき、以下の2つの問いに答えるものです。 (1) 直線2の式を求める。 (2) 直線1、直線...

直線方程式交点三角形面積座標
2025/7/4

四面体OABCにおいて、$\angle AOB = 90^\circ$, $\angle AOC = 120^\circ$, $\angle BOC = 60^\circ$, $OA=2$, $OB=...

ベクトル空間ベクトル内積四面体
2025/7/4

直線 $l: y = -\frac{1}{3}x + \frac{8}{3}$ があり、直線 $l$ 上の $x$ 座標が $-4$ である点 $P$ を通り、傾きが $-2$ である直線 $m$ が...

直線座標平面三角形の面積交点方程式
2025/7/4

直線 $l: y = x + 1$ と、$l$ 上の $y$ 座標が 3 である点を通り、切片が 4 である直線 $m$ がある。 (1) 直線 $m$ の式を求めなさい。 (2) 2直線 $l$ と...

直線方程式面積y切片
2025/7/4

$\triangle ABC$ において、$b=2$, $c=\sqrt{2}$, $C=30^\circ$のとき、$a$, $A$, $B$を求める問題です。

三角比正弦定理三角形
2025/7/4

直線 $l: y = \frac{1}{2}x + \frac{5}{2}$ があり、直線 $l$ 上の $x$ 座標が3である点Pを通る、傾きが2の直線 $m$ があります。2直線 $l$, $m$...

直線座標面積傾き方程式
2025/7/4

直線 $l: y = 2x$ 上にあり、$x$ 座標が 2 である点 A がある。点 A を通り、傾きが -1 である直線 $m$ がある。以下の問いに答える。 (1) 直線 $m$ の式を求める。 ...

直線方程式面積三角形
2025/7/4

xy平面上の点$(-3, -2)$を通り、直線$x + 2y - 1 = 0$に垂直な直線の方程式を求めます。

直線方程式傾き垂直点傾斜式
2025/7/4

三角形ABCにおいて、BCの長さが$2\sqrt{3}$、CAの長さが$5$、$\sin C$の値が$\frac{\sqrt{3}}{2}$であるとき、この三角形の面積を求めます。

三角形面積三角比正弦
2025/7/4