直線 $l: y = x + 1$ 上の $y$ 座標が3である点を通り、切片が4である直線 $m$ がある。 (1) 直線 $m$ の式を求めなさい。 (2) 2直線 $l$ と $m$ と $y$ 軸で囲まれた三角形の面積を求めなさい。

幾何学一次関数直線の式交点三角形の面積
2025/7/3

1. 問題の内容

直線 l:y=x+1l: y = x + 1 上の yy 座標が3である点を通り、切片が4である直線 mm がある。
(1) 直線 mm の式を求めなさい。
(2) 2直線 llmmyy 軸で囲まれた三角形の面積を求めなさい。

2. 解き方の手順

(1)
直線 l:y=x+1l: y = x + 1 上の yy 座標が3である点の xx 座標を求める。
y=3y = 3y=x+1y = x + 1 に代入して、xx を求める。
3=x+13 = x + 1
x=2x = 2
したがって、直線 mm は点 (2,3)(2, 3) を通り、yy 切片が4である。
直線 mm の式を y=ax+by = ax + b とおく。yy 切片が4なので、b=4b = 4 となる。
したがって、直線 mm の式は y=ax+4y = ax + 4 となる。
直線 mm は点 (2,3)(2, 3) を通るので、x=2x = 2, y=3y = 3 を代入する。
3=2a+43 = 2a + 4
2a=12a = -1
a=12a = -\frac{1}{2}
したがって、直線 mm の式は y=12x+4y = -\frac{1}{2}x + 4 である。
(2)
直線 l:y=x+1l: y = x + 1 と直線 m:y=12x+4m: y = -\frac{1}{2}x + 4 の交点の座標を求める。
x+1=12x+4x + 1 = -\frac{1}{2}x + 4
2x+2=x+82x + 2 = -x + 8
3x=63x = 6
x=2x = 2
交点の yy 座標は y=2+1=3y = 2 + 1 = 3 なので、交点の座標は (2,3)(2, 3) である。
直線 llyy 切片は y=1y = 1 である。
直線 mmyy 切片は y=4y = 4 である。
したがって、2直線と yy 軸で囲まれた三角形の底辺の長さは 41=34 - 1 = 3 である。
また、高さは交点の xx 座標の絶対値なので、高さは 2=2|2| = 2 である。
三角形の面積は 12×底辺×高さ\frac{1}{2} \times \text{底辺} \times \text{高さ} で計算できる。
したがって、三角形の面積は 12×3×2=3\frac{1}{2} \times 3 \times 2 = 3 である。

3. 最終的な答え

(1) y=12x+4y = -\frac{1}{2}x + 4
(2) 33

「幾何学」の関連問題

与えられた円の方程式から、円の中心の座標と半径を求める問題です。具体的には以下の3つの円の方程式について、中心と半径を求めます。 (1) $(x + 2)^2 + (y - 1)^2 = 10$ (2...

円の方程式座標半径
2025/7/3

与えられた中心の座標と半径を持つ円の方程式を求める問題です。具体的には、以下の4つの円の方程式を求めます。 (1) 中心(1, -2)、半径3の円 (2) 中心(0, 0)、半径4の円 (3) 中心(...

円の方程式座標平面
2025/7/3

問題4:図の四角形において、角アの角度を求めます。四角形は、上側の角が35°で、上辺と左右の辺の長さが等しいです。 問題5:図の四角形において、角オの角度を求めます。四角形は、左上の角が55°、右上の...

四角形角度等脚台形内角外角
2025/7/3

$\cos \frac{\theta}{2}$ を求める問題です。

三角関数半角の公式cos角度
2025/7/3

線分ABを1:4に外分する点Dを作図する問題です。

作図線分外分
2025/7/3

線分ABを1:4に外分する点Dを求める問題です。

外分点ベクトル線分
2025/7/3

一辺の長さが4cmの正五角形ABCDEがある。対角線ACとBDの交点をHとする。 (1) ∠ACB, ∠AHB, ∠ABHの大きさを求めよ。 (2) AHの長さを求めよ。

正五角形角度二等辺三角形対角線
2025/7/3

この問題は、三角形の内角の和が180度であることを利用して、与えられた角度から残りの角度を求める問題です。ステップ1では、一つの三角形の2つの角度が与えられ、残りの角度を計算します。ステップ2では、複...

三角形内角角度計算
2025/7/3

図において、OA = OB = OCである。∠AOB = 80°のとき、∠xの大きさを求める。

角度二等辺三角形円周角の定理
2025/7/3

図において、$OA = OB = OC$ であり、$\angle AOC = 80^\circ$ である。$\angle x$ の大きさを求める。

角度二等辺三角形図形
2025/7/3