6本のくじの中に当たりくじが2本ある。A, Bの2人が順に1本ずつ引く。Aが引いたくじを元に戻さないでBが引くとき、1人だけ当たる確率を求めよ。

確率論・統計学確率条件付き確率場合の数
2025/7/3

1. 問題の内容

6本のくじの中に当たりくじが2本ある。A, Bの2人が順に1本ずつ引く。Aが引いたくじを元に戻さないでBが引くとき、1人だけ当たる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

Aだけが当たる場合とBだけが当たる場合に分けて考えます。
* Aだけが当たる場合:
Aが当たりを引き、Bが外れを引く確率を計算します。
Aが当たる確率は 26\frac{2}{6} です。
Aが当たった後、残り5本のくじのうち当たりくじは1本、外れくじは4本です。
Bが外れる確率は 45\frac{4}{5} です。
したがって、Aだけが当たる確率は 26×45=830\frac{2}{6} \times \frac{4}{5} = \frac{8}{30} です。
* Bだけが当たる場合:
Aが外れを引き、Bが当たりを引く確率を計算します。
Aが外れる確率は 46\frac{4}{6} です。
Aが外れた後、残り5本のくじのうち当たりくじは2本、外れくじは3本です。
Bが当たる確率は 25\frac{2}{5} です。
したがって、Bだけが当たる確率は 46×25=830\frac{4}{6} \times \frac{2}{5} = \frac{8}{30} です。
1人だけが当たる確率は、Aだけが当たる確率とBだけが当たる確率の和です。
\frac{8}{30} + \frac{8}{30} = \frac{16}{30} = \frac{8}{15}

3. 最終的な答え

815\frac{8}{15}

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