まず、確率変数 X の期待値 E(X), 分散 V(X), 標準偏差 σ(X) を求めます。 サイコロの目は1から6なので、X は1から6までの値を等確率でとります。 E(X)=61+2+3+4+5+6=621=27 V(X)=E(X2)−(E(X))2 E(X2)=612+22+32+42+52+62=61+4+9+16+25+36=691 V(X)=691−(27)2=691−449=12182−147=1235 * 標準偏差 σ(X) の計算 σ(X)=V(X)=1235=1235=2335=6105 次に、以下の公式を利用して各確率変数の期待値、分散、標準偏差を計算します。
E(aX+b)=aE(X)+b V(aX+b)=a2V(X) σ(aX+b)=∣a∣σ(X) E(X+4)=E(X)+4=27+4=27+8=215 V(X+4)=V(X)=1235 σ(X+4)=σ(X)=6105 E(−2X)=−2E(X)=−2⋅27=−7 V(−2X)=(−2)2V(X)=4⋅1235=335 σ(−2X)=∣−2∣σ(X)=2⋅6105=3105 E(3X−2)=3E(X)−2=3⋅27−2=221−24=217 V(3X−2)=32V(X)=9⋅1235=12315=4105 σ(3X−2)=∣3∣σ(X)=3⋅6105=2105