3つの正の整数 A, B, C があり、B = A + 5、C = B + 5 が成り立つ。A = x とするとき、以下の問いに答える。 (1) B を x を用いて表す。 (2) A = 6 のとき、C を求める。 (3) A^2 = B + C のとき、A, B, C をそれぞれ求める。

代数学方程式一次方程式二次方程式整数代入
2025/7/3

1. 問題の内容

3つの正の整数 A, B, C があり、B = A + 5、C = B + 5 が成り立つ。A = x とするとき、以下の問いに答える。
(1) B を x を用いて表す。
(2) A = 6 のとき、C を求める。
(3) A^2 = B + C のとき、A, B, C をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1)
B は A より 5 大きいので、B=A+5B = A + 5。A = x なので、B=x+5B = x + 5
(2)
A = 6 のとき、B = A + 5 = 6 + 5 = 11。
C は B より 5 大きいので、C=B+5=11+5=16C = B + 5 = 11 + 5 = 16
(3)
A = x とすると、B = x + 5, C = B + 5 = (x + 5) + 5 = x + 10。
A^2 = B + C なので、x2=(x+5)+(x+10)x^2 = (x + 5) + (x + 10)
x2=2x+15x^2 = 2x + 15
x22x15=0x^2 - 2x - 15 = 0
(x5)(x+3)=0(x - 5)(x + 3) = 0
x=5,3x = 5, -3
A は正の整数なので、x = 5。
したがって、A = 5, B = x + 5 = 5 + 5 = 10, C = x + 10 = 5 + 10 = 15。

3. 最終的な答え

(1) B = x + 5
(2) C = 16
(3) A = 5, B = 10, C = 15

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