関数 $y = x^2 - 2x - 3$ の $-2 \le x \le 3$ における最大値と最小値を求めよ。関数は $y = (x-1)^2 - 4$ と変形できる。

代数学二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/7/3

1. 問題の内容

関数 y=x22x3y = x^2 - 2x - 32x3-2 \le x \le 3 における最大値と最小値を求めよ。関数は y=(x1)24y = (x-1)^2 - 4 と変形できる。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数を平方完成した形 y=(x1)24y = (x-1)^2 - 4 から、この関数の頂点の座標が (1,4)(1, -4) であることがわかります。
次に、定義域 2x3-2 \le x \le 3 における関数の振る舞いを考えます。頂点の xx 座標 x=1x=1 は定義域に含まれています。
x=1x = 1 のとき、y=4y = -4 となり、これが最小値の候補です。
次に、定義域の端の点における関数の値を計算します。
x=2x = -2 のとき、
y=(2)22(2)3=4+43=5y = (-2)^2 - 2(-2) - 3 = 4 + 4 - 3 = 5
x=3x = 3 のとき、
y=(3)22(3)3=963=0y = (3)^2 - 2(3) - 3 = 9 - 6 - 3 = 0
したがって、定義域の端の点における yy の値は 5500 です。
頂点の yy 座標 4-4 と、定義域の端の点における yy の値 5500 を比較すると、最大値は 55、最小値は 4-4 となります。

3. 最終的な答え

最大値:5 (x=2x = -2のとき)
最小値:-4 (x=1x = 1のとき)

「代数学」の関連問題

ある高校の1年生全員が長椅子に座るとき、1脚に6人ずつ座ると15人が座れなくなる。また、1脚に7人ずつ座ると、使わない長椅子が3脚できる。長椅子の数は何脚以上何脚以下か。

不等式文章問題連立不等式線形計画法
2025/7/3

$x$ についての不等式 $x + a \ge 4x + 9$ について、以下の問いに答えます。 * (1) 解が $x \le 2$ となるように、定数 $a$ の値を求めます。 ...

不等式連立不等式文章題
2025/7/3

問題21は、$x$についての不等式 $x + a \geq 4x + 9$ について、以下の2つの問いに答えるものです。 (1) 解が $x \leq 2$ となるように、定数 $a$ の値を定める。...

不等式一次不等式解の範囲定数
2025/7/3

(1) 不等式 $4x - 9 < 5(2x - 3)$ を満たす最小の整数 $x$ を求める。 (2) 不等式 $\frac{x}{4} - \frac{3x - 1}{3} > 1$ を満たす最大...

不等式一次不等式連立不等式整数
2025/7/3

問題7では、$y = x(x-1)$ と $y = x(1-x)$ のグラフを同じ図に描き、頂点間の垂直距離を求める。問題8では、$y = (x+1)(x-5)$ と $y=(1+x)(5-x)$ の...

二次関数グラフ平行移動反転頂点
2025/7/3

$4x - 9 < 10x - 15$

不等式連立不等式一次不等式整数
2025/7/3

与えられた二次関数のグラフの概形を描き、以下の二次方程式が実数解を持つかどうか判定し、存在する場合はその解を求めよ。 (i) $x^2 + x = 0$ (ii) $x^2 - x - 6 = 0$ ...

二次方程式判別式解の公式実数解
2025/7/3

$a$ を定数とする。以下の(I)~(III)の連立不等式のうち、解が $x=2$ となるような $a$ の値が存在するものをすべて選び、そのときの $a$ の値を求めよ。 (I) $\begin{c...

連立不等式不等式解の存在定数
2025/7/3

画像に示された6つの不等式をそれぞれ解きます。 (1) $8x - 3(2x - 3) < 5$ (2) $-3(3x + 2) > 5(x - 4)$ (3) $\frac{3}{10}x + 1....

不等式一次不等式連立不等式
2025/7/3

次の3つの問題について、方程式または不等式を解きます。 (1) $|x+4| = 5x$ (2) $|x-1| \le 2x$ (3) $|x+1| + |x-3| = 8$

絶対値方程式不等式場合分け
2025/7/3