(1)
* **合力Rの計算:**
* タグボートaの力 F1 は 25 kN で、鉛直上向きである。 * タグボートbの力 F2 は 25 kN で、船首方向から60°の角度で押している。 * F2 をx方向とy方向に分解する。 * F2x=−25cos(60∘)=−25×21=−12.5 kN * F2y=25sin(60∘)=25×23≈21.65 kN * 合力Rのx成分とy成分を計算する。
* Rx=F1x+F2x=0−12.5=−12.5 kN * Ry=F1y+F2y=25+21.65=46.65 kN * 合力Rの大きさは、
* R=Rx2+Ry2=(−12.5)2+(46.65)2=156.25+2176.22=2332.47≈48.3 kN * θ=arctan(∣Rx∣Ry)=arctan(12.546.65)=arctan(3.732)≈75∘ * **モーメントの計算:**
* M1の位置を原点(0, 0)とする。 * F1のM1からの距離は0なので、F1によるモーメントは0。 * F2のM1からの距離は x=−70,y=20 * F2によるモーメントは、M=F2x×y−F2y×x=(−12.5)×20−(21.65)×(−70)=−250+1515.5=1265.5 kN m * 原点の取り方が間違えていた。M1の場所でモーメントを計算する必要がある。 * タグボートaによるモーメントは、 M1の位置で、力は上向きに25 kNである。 距離は0であるため、モーメントは0. * タグボートbによるモーメントは、25 kNの力が60°の角度で加わっている。 * 力のx成分はF2x=−25cos(60∘)=−12.5 kN、力のy成分はF2y=25sin(60∘)≈21.65 kN。 * M1からタグボートbまでの距離は、x方向に-70 m、y方向に20 m. * モーメントは、M=F2x⋅y−F2y⋅x=(−12.5)(20)−(21.65)(−70)=−250+1515.5=1265.5 kN m * しかし,正負の方向があっていません。
* 右回りを負とするなら、M=−1265.5 kN m M=−831.5 kNmであることから、何かが違う。 (2)
* 1隻のタグボートで同じ作用をさせるには、合力Rと同じ大きさの力で同じ角度で押せば良い。
* また、モーメントも同じになるように、押す位置を調整する必要がある。