逆需要関数が $p = -2x + 6$ で与えられているとき、価格 $p = 2$ における需要の価格弾力性を求めます。ここで、$x$ は需要量、$p$ は価格を表します。

応用数学経済学需要の価格弾力性微分逆需要関数
2025/7/8

1. 問題の内容

逆需要関数が p=2x+6p = -2x + 6 で与えられているとき、価格 p=2p = 2 における需要の価格弾力性を求めます。ここで、xx は需要量、pp は価格を表します。

2. 解き方の手順

まず、需要関数を求めます。逆需要関数 p=2x+6p = -2x + 6xx について解きます。
2x=6p2x = 6 - p
x=312px = 3 - \frac{1}{2}p
次に、価格弾力性の定義式を使います。価格弾力性 EdE_d は、次のように定義されます。
Ed=dxdppxE_d = \frac{dx}{dp} \cdot \frac{p}{x}
需要関数 x=312px = 3 - \frac{1}{2}ppp で微分します。
dxdp=12\frac{dx}{dp} = -\frac{1}{2}
p=2p = 2 のときの xx の値を求めます。
x=312(2)=31=2x = 3 - \frac{1}{2}(2) = 3 - 1 = 2
価格弾力性の式に、dxdp=12\frac{dx}{dp} = -\frac{1}{2}, p=2p = 2, x=2x = 2 を代入します。
Ed=(12)22=12E_d = (-\frac{1}{2}) \cdot \frac{2}{2} = -\frac{1}{2}

3. 最終的な答え

価格 p=2p = 2 における需要の価格弾力性は 12-\frac{1}{2} です。

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