与えられた画像には、複数の数学の問題が含まれています。 問題1(図1): * 双曲線 $y = -\frac{12}{x}$ 上で、$x$の値を4倍にしたとき、$y$の値が何倍になるかを求める。 * 双曲線上の点Aの$x$座標が-6、y軸上の点Bの$y$座標が-3であるとき、点Aと点Bを通る直線の式を求める。 問題2(図2): * 双曲線 $y = -\frac{12}{x}$ 上の点Cの座標が(-4, 3)である。点Fの座標が(2, 3)で、四角形CDEFが長方形となるように点Dをとる。直線 $y = \frac{1}{2}x - 2$ と線分CD, EFの交点をそれぞれP, Qとする。四角形CPQFの面積は、四角形EQPDの面積の何倍になるかを求める。 問題3(図なし): * 平行四辺形ABCDにおいて、辺AB < 辺BC、∠ABCは鋭角である。辺DCを延長し、AE = ADとなるように点Eをとる。 * ∠ABC = 65°のとき、∠DAEの大きさを求める。 * △ABE≡△DCAとなることを証明する。 * EC:CD = 1:3であり、△AECの面積をaとするとき、四角形ABEDの面積をaを使って表す。

代数学双曲線一次関数幾何学平行四辺形面積合同
2025/7/3

1. 問題の内容

与えられた画像には、複数の数学の問題が含まれています。
問題1(図1):
* 双曲線 y=12xy = -\frac{12}{x} 上で、xxの値を4倍にしたとき、yyの値が何倍になるかを求める。
* 双曲線上の点Aのxx座標が-6、y軸上の点Bのyy座標が-3であるとき、点Aと点Bを通る直線の式を求める。
問題2(図2):
* 双曲線 y=12xy = -\frac{12}{x} 上の点Cの座標が(-4, 3)である。点Fの座標が(2, 3)で、四角形CDEFが長方形となるように点Dをとる。直線 y=12x2y = \frac{1}{2}x - 2 と線分CD, EFの交点をそれぞれP, Qとする。四角形CPQFの面積は、四角形EQPDの面積の何倍になるかを求める。
問題3(図なし):
* 平行四辺形ABCDにおいて、辺AB < 辺BC、∠ABCは鋭角である。辺DCを延長し、AE = ADとなるように点Eをとる。
* ∠ABC = 65°のとき、∠DAEの大きさを求める。
* △ABE≡△DCAとなることを証明する。
* EC:CD = 1:3であり、△AECの面積をaとするとき、四角形ABEDの面積をaを使って表す。

2. 解き方の手順

問題1:
* 双曲線 y=12xy = -\frac{12}{x} において、xxを4倍にすると、y=124x=14(12x)y = -\frac{12}{4x} = \frac{1}{4} (-\frac{12}{x}) となる。よって、yyの値は14\frac{1}{4}倍になる。
* 点Aのxx座標が-6なので、y=126=2y = -\frac{12}{-6} = 2。よって、点Aの座標は(-6, 2)である。点Bの座標は(0, -3)。2点を通る直線の式を y=ax+by = ax + b とすると、2=6a+b2 = -6a + b かつ 3=b-3 = b。これらを解くと、b=3b = -3, a=56a = -\frac{5}{6}。したがって、直線の式は y=56x3y = -\frac{5}{6}x - 3
問題2:
* 点Cの座標が(-4, 3)で、点Fの座標が(2, 3)なので、点Dの座標は(-4, -3)、点Eの座標は(2, -3)。
* 直線CDの式は x=4x = -4。直線EFの式は x=2x = 2
* 直線 y=12x2y = \frac{1}{2}x - 2 と直線CDの交点Pの座標は (-4, -4)。
* 直線 y=12x2y = \frac{1}{2}x - 2 と直線EFの交点Qの座標は (2, -1)。
* 四角形CPQFは台形であり、上底CP = 3 - (-4) = 7、下底FQ = 3 - (-1) = 4、高さは2 - (-4) = 6。よって面積は 12(7+4)0=0\frac{1}{2}(7+4) * 0 =0 。四角形EQPDも台形であり、上底DP = -3 - (-4) = 1、下底EQ = -3 - (-1) = -2、高さは2 - (-4) = 6。よって面積は 12(1+2)0=0\frac{1}{2}(1+2)* 0 =0 。なので、面積の比は0。
問題3:
* ∠ABC = 65°のとき、平行四辺形の対角は等しいので、∠ADC = 65°。また、AD = AEなので、△ADEは二等辺三角形であり、∠ADE = ∠AED。∠DAE = 180° - 2∠ADE。
平行四辺形の性質より、∠BAD = 180° - ∠ABC = 180° - 65° = 115°。∠ADE = 180° - ∠ADC = 180° - 65° = 115°。よって∠DAE = 180° - 2(115) = -50となり矛盾するため、∠ADE = 65°/2 = 32.5°。∠DAE = 180 - 2 * 32.5 = 115°。
* △ABEと△DCAにおいて、AB = DC(平行四辺形の対辺)、AE = AD(仮定)、∠BAE = ∠CDA(平行四辺形の対角)より2辺とその間の角がそれぞれ等しいので、△ABE≡△DCA。
* EC:CD = 1:3、△AECの面積をaとするとき、△AED = 4a。
平行四辺形ABCDの面積 = 3 * △AEC + △AED = a × DC = 4a * CD。平行四辺形ABCDの面積は3a。四角形ABEDの面積 = 平行四辺形ABCDの面積 + △AEDの面積 = 3a + 4a = 7a。

3. 最終的な答え

問題1:
* yyの値は14\frac{1}{4}倍になる。
* y=56x3y = -\frac{5}{6}x - 3
問題2:
* 0倍
問題3:
* ∠DAE = 115°
* △ABE≡△DCA
* 四角形ABEDの面積 = 7a

「代数学」の関連問題

与えられた画像から、$3 + 2\sqrt{3}$を簡単にせよ。

根号式の簡単化平方根
2025/7/4

問題1はいくつかの一次式の和を計算する問題です。 問題2は2つの一次式の和を計算する問題です。 問題3は$a=-3$のときの、式$\frac{3}{2} (a+3) + (-\frac{5}{6} a...

一次式式の計算同類項代入
2025/7/3

3次方程式 $x^3 - 3x^2 - 2x + 7 = 0$ の3つの解を $\alpha$, $\beta$, $\gamma$ とするとき、以下の式の値を求めます。 (1) $\frac{1}{...

三次方程式解と係数の関係対称式
2025/7/3

正の数 $x, y$ が不等式 $(\log_2 x)^2 + (\log_2 y)^2 \leq \log_2 \frac{x^2}{2\sqrt{2}y^2}$ を満たしながら動くとき、以下の問い...

対数不等式最大値二次関数
2025/7/3

ベクトル $\vec{a} = (3, 1)$、$\vec{b} = (1, 2)$ が与えられ、ベクトル $\vec{c} = \vec{a} + t\vec{b}$ ($t$ は実数)と定義される...

ベクトルベクトルの演算絶対値二次方程式最小値
2025/7/3

与えられた行列 $A$ と $B$ に対して、行列方程式 $AX = B$ を満たす行列 $X$ を求めます。この問題には2つのケースがあります。

線形代数行列行列方程式行基本変形逆行列
2025/7/3

行列 $A$ と $B$ が与えられたとき、行列方程式 $AX = B$ を満たす行列 $X$ を求める問題です。2つの問題があります。 (1) $A = \begin{pmatrix} 1 & 2 ...

線形代数行列行列方程式行基本変形
2025/7/3

与えられた3つの行列について、掃き出し法を用いて逆行列を求める。

逆行列掃き出し法行列
2025/7/3

与えられた4つの式を因数分解する問題です。 (1) $x^2+2x-y^2-4y-3$ (2) $3x^2+4xy+y^2+9x+5y+6$ (3) $2x^2-8xy+6y^2+7x-y-15$ (...

因数分解多項式式の展開たすき掛け
2025/7/3

与えられた3つの行列に対して、掃き出し法を用いて逆行列を求める。

行列逆行列掃き出し法
2025/7/3